マンションリノベーション

暮らしをカラフルにする“必要じゃないモノ”|清澄白河のマンションリノベーション

手掛けたリノベーション会社

設計、監理を担当

暮らしをカラフルにする“必要じゃないモノ”|清澄白河のマンションリノベーション (開放的なリビング、右手に見えるのはベッドルーム)

開放的なリビング、右手に見えるのはベッドルーム

リビングには玄関ホールまで続く壁一面の棚を造作。本だけではなく、オーディオや奥様が集めている「変なモノ」をディスプレイ。猫のキャットウォークにもなっています。

暮らしをカラフルにする“必要じゃないモノ”|清澄白河のマンションリノベーション (ブラケットライトが雰囲気を醸し出すダイニングスペース)

ブラケットライトが雰囲気を醸し出すダイニングスペース

リビングと一体になったダイニングスペース。壁に造作した真鍮のブラケットライトがゆったりとした雰囲気を演出しています。床材はボロン。

暮らしをカラフルにする“必要じゃないモノ”|清澄白河のマンションリノベーション (玄関ホール側から見たリビング、ベッドスペース)

玄関ホール側から見たリビング、ベッドスペース

玄関ホールのドアを開けると、右手はリビングまで続く一面の棚、左手は水回りの入り口、ベッドスペースと続きます。 ベッドスペースは個室にせず、一段高くしてゾーニングを行い、ドアなしでカーテンと壁で間仕切りをしています。

暮らしをカラフルにする“必要じゃないモノ”|清澄白河のマンションリノベーション (洗面所)

洗面所

洗面台は造作。木製の天板と人工大理石を組み合わせています。天板の下には猫用のトイレを2台置けるようにオープンに。収納は右側にたっぷり造作しています。

暮らしをカラフルにする“必要じゃないモノ”|清澄白河のマンションリノベーション (回遊性のあるクローゼット)

回遊性のあるクローゼット

クローゼットは玄関ホールからキッチン、洗面水回りをつなぐウォークスルークローゼットに。床材はグレーのPタイルで使い勝手良く。 クローゼット内は着替えがしやすいようにと、幅を広めにしました。

暮らしをカラフルにする“必要じゃないモノ”|清澄白河のマンションリノベーション (玄関ホール)

玄関ホール

ウォークスルークローゼット側からみた玄関ホール。右手には間仕切りを兼ねた靴収納が。

暮らしをカラフルにする“必要じゃないモノ”|清澄白河のマンションリノベーション (玄関ホール)

玄関ホール

リビングドア側から見た玄関ホール。冷暖房を備え、居場所になる玄関ホール。

暮らしをカラフルにする“必要じゃないモノ”|清澄白河のマンションリノベーション (ガラス戸は引き戸)

ガラス戸は引き戸

玄関ホールとリビングを隔てドアは引き込み戸に。中央は大きくガラスにして、光が通るお陰で、暗い場所がなくなりました。

暮らしをカラフルにする“必要じゃないモノ”|清澄白河のマンションリノベーション (キッチン)

キッチン

キッチンは造作。木製に。猫対応としてIHコンロにしたことで、うっかり点火してしまうことを防げるのだとか。

暮らしをカラフルにする“必要じゃないモノ”|清澄白河のマンションリノベーション (キッチンツールはハンガーバーで収納)

キッチンツールはハンガーバーで収納

キッチンツールは壁に取り付けたハンガーバーに収納。前面はマットなキッチンパネルを施工しています。猫が入らないようシンクの上にカバーをしています。

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手掛けたリノベーション会社

設計、監理を担当

用途

自宅

居住者

夫婦・カップル

所在地

東京都江東区

延床面積

69.8㎡

施工面積

69.8㎡

改修規模

フルリノベーション (スケルトン・リノベーション)

間取り

3LDK → 2LDK

期間

設計:4ヶ月 、施工:2.5ヶ月

完成時期

2021年06月

間取り

リノベーション前

リノベーション後

手掛けたリノベーション会社のコメント

設計、監理を担当

清澄白河で中古マンションを購入してリノベーションした30代ご夫婦と猫3匹の賑やかな暮らし。ひときわ目を惹くのはほぼ壁一面を占める大きな棚。本棚としてはもちろんキャットウォーク、ドレッサー、ワークスペースなど多様に使える楽しみが詰まったスペースです。設計時は猫2匹と奥様だけの暮らしでしたが、その後ご結婚され、3匹目の猫が加わりいっそう賑やかに。川を望む明るく開放的なリビングでお話を伺いました。

家づくりのきっかけ・施主の要望

一人暮らしのときから清澄白河在住で、いつかリノベーションをしたいと考えていらっしゃいました。家を買いたいというより家具が欲しい、リノベーションがしたい!というお気持ちだったそうです。家具がお好きで、「賃貸だと間取りと家具のバランスが引っ越すたびに変わるので、なかなか思い切って買えなかったのが不満」でした。それで「広い部屋を買ってソファを買おう!」と広めのお部屋を探し、今の住まいに出会いました。
「友人が来たら眠くなる」「その辺に猫が落ちている」など、お施主様から出たのんびりとしたキーワードを元に設計を進めました。

この事例の見どころや工夫したところ

【廊下のない回遊動線、2方向通路】
元々はよくある長手方向に廊下があり両側に個室や水回りのある配置でしたが、大胆にレイアウトを変えてベッドルームを中心とした回遊動線としています。リビング側にはウォークスルークローゼット(WTC)方向からと本棚側から入ることができますが、単なる通路はなく、いずれも収納やディスプレイスペースを兼ねています。

【宿泊場所にもなる、玄関ホール】
玄関は「玄関ホール」として、空調完備。ただの通路ではなく居場所になることを目指しました。来客の宿泊スペースや、オンラインミーティング(猫が入ってこないようにできるので、邪魔されない場所なのだそう)をする場所にしています。玄関ドアとホールの間に下足箱を置くことで、籠り感があり、玄関であることを感じなくさせています。

【ハコは淡いトーンで統一】
家具や小物で遊べるよう、住まいのハコ自体には多くの色を入れず、グレーやベージュといった淡いトーンの色を多く使っています。

【床材には猫対策を】
猫と暮らすことを考え、床材は無垢材のフローリングを使う場所は少なくし、ボロン(東リ)やPタイルを多く使いました。これは、猫の胃液のシミ対策も兼ねていて、染み込まず、拭き取りやすいものを選ばれました。2021年引き渡しで、取材行きたい方

施主の感想

お施主様が日々心地よく過ごしていらっしゃるのはもとより、「泊まれるお部屋を作って」とリクエストされていたお母様も快適に泊まることができたり、ご友人ものんびり過ごしていらっしゃったり、思い描いていた過ごし方ができているそうです。

事例の進み方

物件探しのご依頼を受けてから一時中断となりましたが、2020年10月に今のお住まいに出会い購入。EcoDecoは設計からの関わりでした。同年12月より設計、4ヶ月ほどかけて、2021年4月から6月までリノベーション工事を行いました。

印象に残っていること

お施主様からでてきた理想の住まいとして「ジブリの実家」というニュアンスはおもしろいなと思いました。他にも「友達が来たら眠くなる」「その辺に猫が落ちている」といったキーワードも印象に残っていて。きっと整然とピシッと並んでいるのではなくて、いろいろなモノがあって、猫も人間もみんなが“ついのんびりしてしまう”といったイメージなのかなと受け取りました。以前のご自宅に伺った時に設計担当もものんびりしてしまったほど。

設計者コメント

川に面して視界が抜けて、窓も多い明るい住戸。その環境を享受するLDKに「棚通路」「半分閉じた寝室」「広めの洗面、WTC」がつながり、「エントランスだけでない玄関ホール」へ続きます。完全な個室はなく、それぞれはなんとなくつながっています。各場所には優劣をつけずに、M様の生活をおおらかに許容する住空間となりました。どこにいても寛いでしまう気がしてしまいます。これからも楽しげなものが増えてあじわいが増していく様子は楽しみです。

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この事例のコンセプト

この住宅の写真

手掛けたリノベーション会社

対応業務

注文住宅、リノベーション (戸建、マンション、部分)

所在地

東京都渋谷区広尾1-15-7アドビルディング3F

主な対応エリア

埼玉県 / 千葉県 / 東京都 / 神奈川県 / 福岡県

目安の金額

60平米 フルリノベ

1,020〜1,440万円

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