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設計を担当
築35年の2DKのお部屋を4人家族で住めるように、スケルトンにしてからリノベーションしました。コンパクトな空間を立体的に捉え、小上がりやロフトを作ることで、空間が広く感じられる工夫をしています。狭さを感じない工夫として、タテのラインをできるだけ長く取り、玄関を入ったら窓の外まで視線が抜けるようにしてあります。また、光が反射する白い空間、無垢フローリングの色もナチュラル色とし、天井を作らないことで、天井高さが40センチあがり、広がりのある空間になりました。キッチンの後ろの棚は魅せる収納になっているので、冷蔵庫を含む家電類はすべて、このキッチンカウンターの下にあります。キッチンカウンターは反対側からも使えるので、向かい合って料理ができ、子どもが自主的にやってくれます。コンパクトだけど作業スペースは広くあるので、美味しいご飯が手際良く作れます。
床、小上がり、ロフト、と3段構成になっています。小上がりの下には引出ベッドが隠れています。小上がりは、ちょっと腰掛けるのにぴったり。 引出にはおもちゃと衣類が入っているので、小上がりは子どもの遊び場であり、ママの洗濯畳み場。
脚を引き出して、折りたためる机。昼間はお母さんの仕事場。個室にしたい時はカーテンで仕切れるようになっています。
トイレとお風呂はガラス扉で仕切り、同じタイルにすることで広さを感じられる。トイレのタイルにはこっそりエコカラットを使用。タイルは時空を超えて、美しさを放ち続ける。トルコのハマムに入った時、自分はどの時代にいるのか分からなくなった。その時を思い出して選んだタイル達。