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設計を担当
家族の気配を感じつつも、リモート会議をしていても大丈夫な書斎空間を目指しました。音を緩和する為に、間仕切り壁には吸音材を貼りました。
散らからないお部屋を目指して、適材適所に収納する物を決めて、収納を作りました。
新婚の時は夫婦で広々と住んでいて、子ども2人が成長し、家族みんな生活スタイルがバラバラになってきたので、間取りを変えたい。
コロナ禍で在宅ワークが増えたので、集中して仕事が出来る空間が欲しい。
キッチンの収納が少ないので、収納を作りたい。
最上階のため、柱と斜めの梁でデッドスペースでふかされていた空間を、壁を壊してMAXに広げ、ぴったりの造作キッチンカウンターを作り、狭くて困っていたキッチンの収納を確保しました。
そのカウンターは、既存のキッチンの天板に近いものを多種のサンプルから探しました。扉面材も同じに、取手は合わせる為に既存を取り替えました。
長期旅行から帰宅したご家族は、部屋がまるで変わっていたので、びっくりしたと共に喜んでくれたそうです。
学校のモノを置くスペースは便利で、そこに置いておけば忘れ物もなくなるので、助かっているそうです。
ご主人と子ども達が長期旅行の時期に合わせて、在宅工事にて行いました。その時期を逆算にして、設計期間を短く、毎週お打ち合わせを行いました。
間仕切り壁に貼った吸音材探しが印象に残っています。
音は難しく、吸音材の効果が数値では出ているものの、その材料を実際に貼ってみないと分からない!ご提案する材料に自信が持てない、、、というのが、何とももどかしかったです。
ダイニングテーブルを奥(コンロ前)に持って行くと、キッチンからは遠くて不便になります。その奥になる部分に書斎を作りました。 間仕切りの壁には吸音パネルを貼りました。
正面はマグネットパネルと、それに合わせた紺色のデニム調のクロスを貼りました。 PCの高さに合わせて、上部の可動棚を取り付けました。 最小限の空間ですが、集中出来る空間になりました。
Before写真と見比べてもらうと分かるのですが、斜めの梁下はデッドスペースで使えませんでした。新しいキッチンカウンターはW1700mm確保でき、奥行きは冷蔵庫と同じ700mm、作業台としても使えるようになりました。
右側のキッチンは既存、左側の収納カウンターを今回造作しました。一体的に見えるように、カウンター、面材、取手を揃えました。カウンターは人工大理石の御影石調なのですが、色々なメーカーから似寄りサンプルを取り寄せ、1番近いものを採用しました。
ゴミ箱は引き出しの中に作りました。上の段にはゴミ袋を入れ、下の段は手前が燃えるゴミ、奥は燃えないゴミ。 ゴミ袋をどのように固定するか、を検討し、袋を入れた箱の厚み+3mmでカパッとはめられるステンレスのコの字型金物を金物屋さんに特注で製作してもらいました。 ゴミ箱が出ていないキッチンはスッキリしていますよね。
右側のパントリー内は元々壁付の扉のある収納でした。扉を取って、さらに可動棚を取り付けて、入るとパッと全部が見渡せるので、ストックや足りない物が分かっておすすめです。 左側は学校道具スペースです。上は充電スポット。すべての充電するものが集まるので便利です。