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設計を担当
10年前に建築家に設計を依頼し、新築した戸建てに住むご家族4人。なのですが、使い勝手が考えられていなくて、部屋にモノが溢れ返っていました!
1階は何故か床に段差があり危ない、収納は奥面がななめになっているので、引き出しがズレてしまえない、3枚引き違い扉はレールが2本で、開く寸法が1枚でめちゃくちゃ狭い、屋根裏へのハシゴは急過ぎて登れない。
こんな事が起きてしまうんだ、、、と見た目はカッコいい戸建ての収納リフォームを引き受けました。
いろんな整理収納アドバイザーにも来てもらっているのだけど、根本的な問題が大きくて、またすぐ散らかってしまう家をどうにかしてほしい〜!という依頼でした。
「モノ」に住所を決めて、「家族みんな」が片付けられる収納を目指しました!
脱衣洗面室の壁を取っ払い、開放的なファミリークローゼットを作り、家族それぞれの場所を決めました。その範囲でしか洋服は持たない!各々が片付け、管理する。
何度も整理収納を試みてリバウンドしてしまっていたサイクルから10年目にして脱却できました。家の掃除、洗濯、料理の家事や子育てをしている働くお母さん、自分と似た生活スタイルを持ち、家事の難しさや収納の問題点をよく知る設計士さんに相談できてよかったです。リノベからこっち一ヶ月、家族がそれぞれ快適に過ごせているからだと思いますが、夫とも子どもと比較的円滑に仲良く過ごせています。かけたコストと労力以上のうれしい瞬間が積み重なります。
屋根裏部屋へのハシゴを緩やかな階段にし、最後の3段は無印良品のラタン長方形バスケットが入るボックスにしました。出掛ける時にぱぱっと持って行ける、タオル、エコバック、帽子がラベリングされて収納されています。(写真左下はルンバ置場だったのですが、階段から落ちてしまった為、あえなく今はスリッパ置場に)
ちょうど兄が帰宅! おー! ちゃんとすぐにカバン置き場にカバンを置いている〜!(うれしい)
屋根裏部屋はもともと、全開放されていました。 キッチンの匂いが全て上に流れていた事、夜も明かりや音が気になり子ども達は眠れなかったので、壁にしました。ですが、気配はリビングと個室お互いにつながっていたいね、とtoolboxの木製室内窓 横長1連 押し出しタイプを取り付けました。 ですが、兄の部屋にはすぐにガラスに何かが貼られたそうです。。。(写真左上)
使いにくい3枚扉(2本レール)は外して、収納は2つに区切り、母のスペースと、兄のスペースを作りました。 狭くて暗かった脱衣洗面室の壁はなくなり、洗濯物は、直接洗濯機の中へ、がこの家のルールです。
木造構造上の柱はそのままに、L字金物(特注)で洗濯モノを干します。山を登る父が懸垂をする器具が取り付けられていたそう。ユニットバス入口の上にはパイプ式の棚を取り付けました、お風呂で本を読む用!
洗濯物を干したらすぐにベランダに。ベランダには、雨でも大丈夫なように、透明の庇を取り付けました。 お風呂時は、ロールスクリーンを下げます。