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設計を担当
築?年(道路に面していないため再建築不可)の戸建て2軒のフルリノベーション。1軒には20代ご夫婦と1歳の男の子のお家、もう1軒は50代のお母様のお家。2軒とも狭小住宅のため、天井を最大限高くし、間仕切り壁も最小限に、生活動線を考えた適材適所に造作の収納を作りました。畳の小上がりの下には引出式のベッドが入っており、さらにテーブルは可動式で畳では座卓になります。壁面の扉を開けるとテレビ、お子さまの洋服など、生活する上で必要なものが入っています。お子さまが成長する上で自分で出来るものは階段の手すりと兼用で作った棚に片付けられます。階段はスケルトンにして、4段目の段板を伸ばし、ご主人がご自宅でもお仕事が出来る机にしました。(小さくても1人で集中出来るスペースです)
既存の階高が低く、1階が土間だったので、それを活かし、自転車でそのまま入れるようにしました。
狭さを少しでも解消出来るように、階段の開放感、玄関入った正面の窓(風も通るよう)、工夫がつまっています。 階段の一段目は引出になっています。
階段の段板4段目を大きくして反対側から机でも利用出来るようにしました。7段目の段板下には照明がついています。 机の下にはプリンターが収納されています。
4段目が机になっています。 少しでも開放感が出るように、壁にせず、階段板を吊っているようにしました。
トイレの壁紙はお施主さまがツートンカラーを選ばれました。自分の好きな色やテイストがあるだけで、お気に入りの空間になります。トイレは面積も小さいですし、カラーを出しやすいのでおすすめです。
12.5畳のLDKを広く感じられるように、天井を屋根形状ぎりぎりまで上げました。(空間に柱が出てこないように、梁は大きいものに架け替えました。) L字のテーブルは移動でき、畳小上がりの下にベッドが引き出せるようになっています。 正面の扉を開くと壁面収納、テレビなどが入っています。
キッチンの奥には冷蔵庫とパントリーのスペース1畳分とりました。天井裏も収納が出来るように、開き戸を付けています。