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設計を担当
共働きでの保育園お迎えの帰宅後、朝起きてから準備をしてお出掛けまで、どのご家庭でもいろんな工夫をしながら、毎日をこなしていると思います。平日はまるで綱渡りのようなスケジュールの中、お家の間取りが助けになったら、疲れが少しでも軽減されるような、子どもが自分で出来るようになったら、、、そんなリノベーションを目指しました。
1番メインのTVの下に、両面から使える引き出し収納を入れ込み、子どもの服など自分でお支度出来るようにしました。
お施主さまがお住まいだったマンションから見える外の景色が閉鎖的で、子育てには不向きだと感じられておられました。すぐお近くのマンションに住み替えで、2面ルーフバルコニーがあり、3面採光で、とにかくのびのびと子育て出来そうな、お施主さまご家族だけのリノベーションをご希望でした。
洗面台を90度回転させて、LDKに出してしまったところです。めずらしい2ボウル式の洗面台だった為、お子さまの保育園の洗い物をつけておくのにちょうど良いと、既存のものを利用しました。面材はシートを貼り、横の新規の収納にも同じシートを貼り、統一感を持たせました。
コロナ禍でも子ども達がバルコニーで自転車をしたりのびのび遊べて、お引越しをして本当に良かったです。引っ越す前は子どものおもちゃを踏んでしまう事が多かったのですが、今は遊ぶ場所を決められたので、踏む事は少なくなりました。
奥様がたくさんのアイディアを持っていて、それをどう実現化するか作図し、詳細を詰めていきました。色や素材の決めるのも早かった印象があり、目的もはっきりしていて、クリアな考え方に設計する方が脱帽しました。
大きい梁が何本かあり、思い切って1本に木目シートを貼りました。北欧テイストになり、お部屋のポイントになりました!
大きな梁を木目クロスで巻きました。その裏に間接照明を仕込み、テレビの壁を明るくしています。下には両面から引き出せる、子どもがお支度出来る棚を入れ込んでいます。その壁の両サイドは将来個室に出来るように、扉幅780mmを開けています。
お子さまの下着や洋服がピッタリ入るように、浅すぎず深すぎずの引き出しサイズに設計し、イラストのラベリングを奥様が貼ってくれました。(まだお子さまは文字は読めないので)
扉にシート貼りをして、既存洗面台と新しい収納とを一体的に見えるようにしました。左側にはオープンの棚を設け、すぐに取り出したいタオルなどを置けるようにしました。 ミラーBOXの下のタイルは、シートで貼れるタイプを使用し、コストダウンをしています。
子ども達はこの洗面ボウルの小さい方に、洗い物を入れておきます。
既存の便器の色がブルーグレーでしたので、それに合わせた色のクロスを選ばれました。
家族みんなで使うものはリビングに置きたいので、リビング収納は使いやすい箇所に必要です。 収納の上は、節句の飾り物をする場所と決め、後ろを茶系のクロスにしました。