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設計、施工、監理、土地・物件探しを担当
Hさん夫妻と2歳になる息子さん、そして犬の『もも』が暮らすこの部屋。モルタルのグレーと爽やかな白で構成される、シンプルなデザインの空間です。
息子さんが幼稚園に入る前までに物件を購入する予定でいたというお2人。ご主人の職場へのアクセスを考慮し、都内の中古マンションをリノベーションすることに決めました。
『開放感のあるリビング』で、かつ奥様の好きな色である『白とグレーと木』の組み合わせが活きたシンプルな空間を目指して、デザイン打合せを進めていきました。
玄関を開けると部屋の奥まで続くモルタルの廊下。廊下からまっすぐ伸びるモルタルのラインは部屋の一番奥まで続き、その境界線によってリビングとダイニングが分けられています。「圧迫感を生み出す壁や仕切りはできる限り作りたくないけど、くつろげるリビングとご飯を食べるダイニングは分けたかったんです」という奥様の思いがまさに形になって現れています。
全体が白で統一された壁付キッチン。真っ白な佇まいと北欧雑貨のアクセント、そして清潔感のあるつややかなタイルがマッチした風景はまるで海外の雑誌の1ページを見ているかのようです。「可愛いキッチンにしたかったので、せっかくなら見せたいと思って」という奥様の言葉通り、遮るものがなくオープンなキッチンは見ているだけで幸せな気分になるような仕上がりです。
玄関の廊下に面したガラス窓の寝室。3.8畳のコンパクトな空間ですが、ここでも求めたのは開放感でした。玄関を入ってすぐ目にする光景が圧迫感のあるものにならないように、壁は大きなガラス窓に。リノベーションをきっかけに購入したというお気に入りの照明が玄関からすぐ見えることも、ガラス窓を採用してよかったポイントでした。