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設計、施工、監理、インテリア、土地・物件探しを担当
結婚を機に広い家への引越しを検討していたK夫妻は、100%自分たち好みの家を手に入れるためにリノベーションを決意。以前から住み慣れた街で中古マンションを購入し、リノベをスタートさせました。お二人が最も大切にしていた「家族がつながる空間」をキーワードに、プランニングされたお宅です。
約18畳のLDKと、その隣に寝室を配置した1LDKのプラン。リビングは、コンクリート現しの天井やあえて剥き出しにしたダクトなど無骨な要素を取り入れつつも、アッシュ色に染まったヘリンボーンの床が気品のある印象を演出。LDKに最大限のスペースを割いたのには友人を招いてホームパーティーを開くことが多いという理由もあったといいます。「多い時で8人くらいが一度に遊びに来ましたが、大人数でも窮屈を感じずに寛ぐことができるのでうれしいです」とご主人。来客時は奥様がおつまみなどを作ることが多いため、調理中でも会話が楽しめるようキッチンは対面式にしました。
LDKに隣接する、扉を取り払った開放的なベッドルーム。緩やかにゾーニングされているため、キッチンに立つ奥様が『朝ごはんできたよ!』と、寝室にいるご主人に呼びかければ声が届く。そんな風にいつでもコミュニケーションが図れる間取りになっています。
さらに廊下に面した壁2面には内窓を設け、空間全体とのつながりも意識。内窓のデザインは、「枠の色をブラックにすることは決めていましたが、形はとても悩みました。『真四角すぎると学校ぽくなっちゃうね。これはイメージと違うかも?』など話し合いをしながら何パターンか提案していただいて、今の形に落ち着きました。黒枠にゴールドの取っ手という組み合わせも可愛くて、気に入っています」とにっこり。