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設計、施工、監理、土地・物件探しを担当
オークの明るい表情を程よく引き締めるグレーの壁と、そのコントラストを温かく照らし出す間接照明の灯り。
“生活のしやすさ”を意識し、導線にこだわってプランニングした間取りと、愛猫との暮らしに配慮したご夫婦の優しい仕掛けが散りばめられた住処が完成しました。
当時住んでいた賃貸の更新が近づいたタイミングで「次に引越すならそろそろ家を買いたいね」と夫婦の意見が一致したことから、本格的に家探しをスタートさせたA夫妻。「猫を飼いたい」という奥様の要望のもと、ペットを飼育できるマンションで、猫との暮らしを見据えた家づくりをしたいと考えていたと言います。いくつかの物件を内見し巡り合ったこの物件は、マンション自体の雰囲気もさることながら落ち着いた周辺環境も魅力的で、思い切って購入を決断したといいます。
デザイン打合せの中でA夫妻が特にこだわったのは、“生活のしやすさ”でした。
WICやSIC、パントリーやリビング収納など、家の随所に適所適量となるよう計算された収納スペースを確保。
洗面室やWICなどは扉をつけずセミオープン仕様にすることで、ストレスフリーに家事や身支度ができる工夫を散りばめました。
玄関正面にあるおウチ型のトンネルの先には猫用トイレがすっぽりと収まっていて、プッシュ式で扉が開くのでお手入れもしやすく、いつも清潔な状態を保つことができます。
家の居心地が良くなったことで家にいる時間が増えたというA夫妻。
居心地のいい家、豊かな周辺環境、愛猫との暮らし。
3つ揃った幸せの条件に包まれて、二人と一匹の穏やかな時間がこれからも続いていきます。
フローリング、キッチンの腰壁など、オーク材で統一した木の温かな色味が印象的な空間。
リビング収納は衣装にこだわったルーバー付きの折戸を採用。
TV上の梁に沿って取り付けた間接照明。昼と夜で違った表情の空間を演出します。
アイランドキッチンとバックカウンターは収納力抜群。見せると隠すのメリハリを意識しました。
バックカウンターの天板を延長したワークカウンター。
リビングの扉は天井高のハイドアを採用。大きなガラスを通じて廊下の先まで光が行き届きます。
廊下に面するセミオープンの洗面室。脱衣室とはカーテンで仕切りプライベートを確保。
内窓の正面には奥様専用のメイクカウンターを造作。
プッシュ式で簡単に扉を開閉できる猫トイレスペース。
4.8Jの寝室には天井付けのプロジェクターを取り付け、ミニシアターのような空間に。