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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネート、土地・物件探しを担当
眺望や緑を感じられる庭もしくはベランダがある部屋をお探しのご夫婦に、広いLDKと前面の庭が一体になった開放感のあるリノベ物件を提案しました。
室内をアースカラーで統一し、アクセントとなる扉、光を取り込むための内窓や広々としたキッチンを作り、ナチュラル感と利便性の両面を実現させました。部屋の中央にある柱、低い梁など、物件特有の「個性」に対してはレイアウトの工夫で、生活動線を邪魔しない空間に仕上げました。
分譲マンションの画一的な間取りや素材感に不満をお持ちでした。奥様は築古の広いリノベ物件によって、可愛らしく快適な家に住みたいと所望していました。
・この事例の見どころや工夫したところ
部屋の中央にある存在感のある柱と低い梁が、背の高い施主様にとって大きな懸念でした。この問題に対して、柱や梁を空間の区切りに用いたり、ダイニングでの下がり天井に活用することで、懸念材料を個性に変えました。
また、壁紙や扉などをアースカラーで統一し、素材感とナチュラル感を大切にすることで、リラックスできる空間を作り出しました。
クリーム色の壁紙や扉の色、庭のウッドデッキ、キッチンの抜け感などに高い評価をいただいています。通常よりも広いキッチンは、ゆったりと料理をしたり、椅子を出してリラックスできるお気に入りの空間のようです。暗い部屋を作りたくないという希望で付けた内窓が、良いアクセントになっていると好評です。
打ち合わせから納品まで、すべて順調に進みました。間取りやインテリア、扉のカラーや素材など、具体的なイメージがわきづらい部分に関して、こちらから具体的に提案することで、一つひとつ疑問や不安を解消していきました。「分からないことは聞く」「自分たちの発想にないことはプロに任せる」という考えをお持ちでしたので、信用して任せてもらいながら二人三脚で進められました。
部屋の中にある低い梁や大きな柱に対して、当初から大きな不安を抱えているようでした。ただし、レイアウトを工夫した具体的な間取りを提案することで、徐々に不安が解消されていきました。実際に引き渡しが済んで住み始めた後、「柱や梁が良いアクセントになって気にならなくなった」と言われて安堵しました。眺望の良さや緑が豊富なことなど、施主様の希望が叶う物件をご案内できたて良かったです。
陽光がふんだんに注ぎ込むLDK。アイボリーの内装やサブウェイタイルにステンレス天板と無垢材があしらわれたキッチンが馴染み、海外のような住まいを演出しました。
広い専用庭があり1階なのに眺望が良い物件でしたので、リビングからの庭へのつながりを意識して間取りを考えました。
キッチン横にパントリー兼ランドリースペースを配置。リモートワーク用デスクも造作し様々な用途で使える一石三鳥の空間です。
寝室はグレーの壁紙を希望されました。アクセントウォールとして青空のような壁紙と、読書灯を提案いたしました。シーリングファンは扇風機として活用しているようです。
マンションの1階でありながら、立地が少し高台になっているためリビングの窓からの景色がとても抜けていて良いです。ですので、窓の外までつながるような一体感を意識して設計しました。
入前から気になっていた 「大きな梁や柱が窮屈に感じるかも」という問題を、家具の配置・動線計画により解消しました。 住み始めた今では全く気にしたことはなく、この梁がお気に入りになったそうです。
奥様お気に入りの温かくて可愛らしいキッチン。キッチンに椅子を置いて食事をしたり、紅茶を飲んで寛いだり。煮込み料理をする時にも、椅子に座っていられる広さを確保しています。
リビングと北側の洋室をつなぐ室内窓
対面キッチンの上に設置した照明
広い庭かベランダが欲しいというご要望を叶えるべく、専用庭の隣にあった利用されていない空地を専用庭にできるよう管理組合と交渉。2倍以上の広さになった芝生の庭を毎朝眺めているそうです。