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設計、施工、監理を担当
仕事の都合で10年ほど地方に暮らし、東京に戻るのを機に実家をスケルトンリノベーションすることにしたM様。打ち合わせの度に来社するのは難しかったため、建築士とテレビ電話や動画を使って進行した。使い勝手を熟知しているご実家という利点はあったが、実際にプランが進むと、タイルや床材、壁の仕様など決めることも増えたが、動画を見せてもらったり、直接建築士と話ができたのでスムーズだったそうだ。
雰囲気のある格子窓と大きな食器棚は物件購入時からあったもの。そして家具は奥様が学生時代から使われていた北欧のユーズド家具類。どちらも気に入っていたので、それを活かした内装デザインを考えた。リビングダイニングキッチンの木の色みは窓や棚に合わせ、壁は珪藻土をムラのあるテクスチャーにしたが、これは奥様が雑誌で見たものだ。その他、狭かった水周りの機能性アップや、熱のこもりやすかったキッチンも壁を開けることで換気がしたいと希望された。
住み慣れた実家の雰囲気を残したデザインと水回りの機能性アップも行い、住みやすくなったと旦那様。そして、3方を壁に囲まれていたキッチンは、熱がこもりやすかったキッチンの壁を抜き、その先にスタディスペースを作ったので、お子様とのとても良いコミュニケーションの場になったそうだ。
正面の格子窓と、北欧ユーズド家具は以前より使っていて気に入っていたので、床材や壁の珪藻土はこれに合わせてコーディネートした。
以前から使っていた家具に合わせて、壁は珪藻土でムラ感のあるテクスチャーに塗り上げられている。落ち着きのあるデザインにまとまった。
玄関から階段を上がるとリビングダイニング。以前はなかった引き戸を付けたことで断熱性が上がり、ガラスの格子窓を付けたので閉塞感もなくなった。
存在感のあるカップボードがしっくりなじむデザイン。フローリングはアメリカンチェリー。以前は冷たい感触だったので、温もりのある無垢材から風合いを優先して採用
リビングダイニングに合わせた色合いにしたので、お部屋全体が一体感がある仕上がり。
タイルもWebカタログやサンプルから選んだ。単色ではない味わいのあるタイルがポイントとなり、お部屋の雰囲気を更にまとめている。
キッチンの換気のために壁を抜いたが、その向こうには子供たちが勉強したり、パソコンを使う姿が見れるスタディスペースになっている。
現在はカーテンで仕切れるようにし、広く使っている子供部屋。将来は壁を作り、個室にできるように、ドアはあらかじめ2つ作った。子供部屋の床材はオーク材。
以前に比べて広くした水回りスペース。ご家族が多いので洗面はダブルボウルに。ヘリンボーン貼りにしたタイルと、ヘキサゴン型の床タイルがアクセントに。
脱衣所を作ったのも機能性アップのひとつ。バスルームもナチュラルな木目調を採用された。スケルトンリノベーションで排水も見直しをされた。
お手洗いはペーパーホルダーとタオル掛けのみ木目を使い、白を基調とされた。清潔感のある仕上がりになった。