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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネート、インテリアを担当
日本の住宅にありがちな狭く区切られた空間をヨーロッパスタイルの広々と圧迫感のない空間にしたいとリノベーションを前提に中古マンションをご購入されたD様ご夫妻。
玄関から続く暗い廊下の間仕切り壁を取り除き、そのスペースをキッチン・リビングに取り込んで広々空間にしました。
さらに廊下の反対側にあった暗く狭かった洗面・脱衣室、トイレも間仕切り壁やドアを撤去して、サニタリールームとして一体化。
壁構造で広くすることができなかった浴室は、浴槽をなくしてシャワールームに変更。シャワールームに採用したガラス扉は、視線が抜けるので圧迫感を感じません。
サニタリールームの床とシャワールームの壁床はタイルを採用。床タイルの色味と壁タイルの目地のブルーがあいまってまさにヨーロッパのホテルのような雰囲気に。バスタイムは毎日、プチ贅沢を感じているそうです。
以前から日本文化に興味があり、「絶対に和室は残したい」との思いからリビング横の和室は和室のままリノベーションしました。
天井はこだわりの杉板。端から端まで継ぎ目がないため、木の表情が良く見えます。
襖紙はイギリス製のクロスを採用。和と洋が見事にマッチしています。
フローリングはオークの無垢材、全室壁天井は漆喰でしつらえ、キッチン・寝室の一部の壁と和室の全壁は色で変化を持たせたアクセントウォールに仕上げました。自然素材で囲まれたお部屋は季節を問わず、快適に過ごして頂けます。
キッチンはもともと明確なイメージがあり、D様のスケッチをもとに施工を進めました。
リノベ後のお住まいは「全部お気に入り!」とのこと。
まさにD様の想いが見事に形になり、大満足のお住まいに生まれ変わりました。