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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネート、エクステリア(庭・外構)を担当
築30年以上の中古戸建てを購入したお客様。
「いくつか家を見たけど、重厚感というかしっかりとした佇まいのこの家をひと目で気に入りました」とのこと。
後でわかったことですが、実はこの家、宮大工だった方が最後の仕事として携わっていたのです。
そのため、柱にヒノキを使っていたり、築年数を経てもしっかりとした造りでした。
そのよさや建物の状態を活かすために、建具の枠や障子の枠などはなるべくそのまま残しつつ、ご家族が暮らしやすいようにプランを練っていきました。
メインの床には、夢工房のショールームで気に入った杉の無垢材を使用。
「当時、生後6か月の娘がショールームの床で手足をすりすりしているのをみて、気持ちがいいんだろうなと思いましたが、実際にすごく気持ちがいいです」
内装だけでなく、築古の戸建て住宅の快適性を向上させるため、古くなっていた瓦屋根を軽量の屋根材へ葺き替えたり、1F窓のインナーサッシ、外壁塗り替え、耐震補強、断熱改修など、今後も安心して暮らしていけるような改修も重視しました。
そしてDIYがご趣味のご夫婦。壁付けの本棚やキッチン前の棚はご夫婦の手作り。
「最初からすべて整えられた家ではなく、自分たちの暮らしとともに家を育てていきたいんです」
お住まいになってしばらく経っているものの、まだまだ手を加えたいところがあるそう。
H様のご家族とともにますます育っていく家、これからどんな風に変化していくのかとても楽しみです。