家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
設計、施工、監理を担当
以前から収納の少なさに悩み、ご自宅のリノベーションを検討されていたH様。間取りやインテリアを見るのが好きな奥様は、様々な事例を見ながら夢を膨らませていたそう。
そんなタイミングで家族全員リモートになったことで、一人にひとつデスクが必要となり、リノベーションに踏み切った。
限られたスペースを有効活用できるように、ひとつの空間を複数の用途で使えるようにプラン。
開放感が圧巻の玄関ホールに設置した小上がり。普段はセカンドリビングとして使い、お子様がお友達と遊んだり、プロジェクターを使って思い出の写真を見たり、映画を見たりと家族団欒に使う。そして、小上がりサイズに合わせたロールスクリーンを下ろすと、客間として区切られたお部屋に様変わり。将来は小上がりを取って、広い土間としても使うことも、壁を立てて個室にもできるようにしているそう。
リビング脇の大きなガラス引き戸の奥にある洋室には、寝室として使っている小上がりがある。床材をフローリングで仕上げたので、ソファーを置いてシアタールームにしたり、引き戸を開けてリビングの一部として使うこともできるとか。寝室のバルコニー側奥は、ウォークインクローゼット兼、奥様のワークスペースとなっている。
収納は各所に設置。リビングや玄関をオープン可動棚に。
「扉をつけると使わないものも入れたまま忘れがちですが、オープンならその心配はありませんし、圧迫感がないので空間が広く感じられると思います」
可動棚は高さに合わせられるので、収納としても飾り棚としても自由に使えるのが魅力だとか。2ヶ所にある小上がりの中も収納。季節家電や雛人形、お子様の作品、季節外れの衣類などがしまわれている。
今までたくさんの事例を見てイメージを膨らませてきた奥様。
「ついデザインにばかり目がいきますが、実際依頼するなら、画像だけではわからない質の良さが大事だと思いました」
インテリックス空間設計は、レスポンスの良さやスタッフ同士の連携の良さにさらに安心できたと振り返る。
広さにこだわったので、すごく気持ちがいい家になったと旦那様。
「今はこれがベストと思っても、暮らし方は年々変わっていくものです。だから家にも可変性を持たせたいと考えていました。ユニークな間取りで売るのは少々大変かもしれませんが、自分たちの暮らしやすさを考えたらこれがいいのよ!という気持ちで作り、大満足の家になりました」と笑った。
ガラスの扉が印象的なリビング。空間を開放的に広く見せる工夫を随所に盛り込み、気持ちの良い空間が広がるお部屋。
モールテックスx木で仕上げたカウンターキッチン。食事だけでなく、ここで本を読んだり、料理をする奥様との会話もはずむ。
ガラスの上吊り戸は、奥様が憧れていたものがあったそうだが、採用が難しいとなると、建築士がいろいろとアイディアを出してくれて、イメージに近い仕上がりになったそう。
造作した小上がりはフローリング仕上げ。現在は親子の寝室として使う。フローリングで仕上げたことでソファーも置けるので、壁にプロジェクターで投影してシアタールームにもしたいとか。
日当たりのいい窓に面しているが、風通しも良く、日焼けや埃は場所をとる扉ではなくカーテンで防いでいる。デスクは外の景色を見ながら仕事ができる奥様念願のワークスペース。
ハンモックに座ってプロジェクターを投影したり、壁の一部はデスクカウンターを設けて、ワークスペースとしても使えるように。客間として使うときはロールスクリーンで間仕切る。
玄関ホール脇にある子供部屋には圧迫感をなくすために室内窓を設置。小上がり側にいても目線が抜けて広く感じるとか。子供部屋前の収納はパントリーで、大容量の棚収納がたくさん。