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お母さまが暮らしていたマンションをリフォームし、移り住むことにしたSさんご夫婦。クラフトの青山モデルルームを見学し、シンプルで上質な雰囲気を気に入ったご様子でした。そこで、白と木を基調としたやさしいテイストをベースに、色のトーンや素材感、小物によってご希望の和の趣をプラスしています。派手さはないけれど、包み込むようなぬくもり、和のくつろぎが生まれました。さらにスペースの狭さが気になっていたことから、洋室と廊下を取り込みLDKを拡大。またどこからでもアクセスしやすいWICの他に、各スペースの収納を充実させ、モノが見えないシンプルな暮らしを実現しています。派手さや奇抜さはないけれど、コットンを身に纏うような心地よさがただよう。Sさんご夫婦らしい、オリジナルの住まいが誕生しました。
マンションリフォーム・リノベーション
実施エリア: 渋谷区
面積: 90㎡
築年数:35年
家族構成:夫婦
家具はできるだけ少なく、”モノを表に出さない暮らし”が理想だというSさん。そこで生活用品をさっと片付けられるよう、収納を充実させました。LDKには本棚と収納を新たに設け、さらに既存の壁面収納も活用。扉をキッチンカウンターと同じ色で塗装し、キッチンから続く大きな家具のように見せています。ダイニングテーブルは、空間のテイストを意識してクラフトでオーダー製作。重厚感のあるナラの無垢板天板を、黒いスチールの脚がクールに支えています。テーブルやイスは、ゆったりとくつろげる高さに設定しました。
方位を変えず、ゆったりとした水回りへの変更をご希望。そこで、独立キッチンをオープンにし、キッチンカウンターをダイニングまで延長しました。長いカウンターで視覚的な広がりをつくると同時に、作業スペースを確保しています。また、取っ手のないフラットなキッチンと家電を見せないレイアウトにより、生活感を排除。また洗面室は、間取りを工夫してスペースを拡大しました。洗面室の入り口ドアはキッチン方向に設け、リビングから見えないように配慮。キッチンからの出入りがスムーズで、家事もしやすくなりました。
隣接していた洋室と廊下の一部を取り込み、広々としたLDKに。独立していたキッチンをオープンにし、長いキッチンカウンターによってキッチンとダイニングとのつながりを演出しました。さらに、LDKの入口上部をFIXガラスにするなど、空間の連続性で実際以上の広がりを感じさせています。洗面室の入り口ドアは、リビングから見えないようにキッチン向きに設けました。キッチンから出入りがしやすく、家事をスムーズにしています。
一日の多くの時間を過ごすリビング。その一角に、PCでの調べ物や書き物、メイクなど、ご夫婦で使えるデスクカウンターを設けました。L字型のカウンターは、家具やドアと色合いを揃えて明るいイメージに。LDKにさりげなく溶け込む軽やかなデザインです。プリーツカーテンを天井から設け、窓を大きく感じさせていることもポイント。窓から注ぐやわらかい自然光に包まれた、居心地のよい作業スペースとなっています。
WICの新設に伴いクランクさせた廊下は、LDKへの期待を高める贅沢なアプローチとなりました。玄関に向かって歩くと自ずとニッチが視界に入り、心地のよいアイポイントに。飾った小物に視線が注がれるよう、シンプルかつシャープに仕上げています。夜は間接照明によって、より華やかな雰囲気。床に馬目地に貼ったマットなグレーのタイルが、空間を引き締めつつ、ほどよいリズムを与えています。
WICは、どこからでもアクセスしやすい玄関横に新設。壁や扉にはすっきりとした柾目のナラを使用し、大きく佇む木箱のような印象に。「何があるの?」とゲストの好奇心を誘うようなインパクトを生み出しています。また「WICで服と靴をコーディネートしたい」というご希望から、玄関とWICの両方から開閉できる靴収納を設置。廊下と靴収納のレイアウトを替えた結果、玄関にも十分なゆとりが生まれました。