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設計、施工、監理を担当
眺望が気に入って購入してた部屋に約10年暮らしてみて、これからもここに住み続けたいと思ったので、使いにくさを感じていた間取りや水回りを、住みやすい部屋にリノベーションしようと思われたそう。
以前はキッチン、ユニットバス、洗面室、トイレがそれぞれ独立していて使いにくく、動線がスムーズな間取りにしたいこと。
それぞれの個室と収納を確保しながら、リビングに隣接していた和室を取り込んで、キッチンをオープンにした広いリビングダイニングキッチンにしたいという要望を伝えた。
希望を踏まえた最初の図面を見て…
「感覚が私たちと合っていると感じました。今後の修正も細かいことを言う必要はないかな、これなら息が合った感じで希望通りに仕上げられる…と、確信できました」
そこから細かい修正を加えながら間取りをまとめ、窓や玄関から冷気が入り寒かったため、それぞれの個室にはインナーサッシを導入し、玄関入ってすぐの位置にリビングドアを設け、寒さ対策も行ったという。
オープンになったキッチンからは眺望が広がり、夜景を楽しみながらカウンターでお酒を楽しまれることもあるという。
「こんなに大胆に変えられるとは思いませんでした。別の家に引っ越してきたみたいで、もう前の家を思い出せません」
キッチンから一直線に洗面室、ユニットバス、トイレと続く動線となり家事もスムーズになった。そして朝の渋滞がひどかった洗面室も広くなったことで、ゆったりと準備ができて使いやすいという。
収納もそれぞれの場所につくったので、わざわざ取りに行くという手間もなくなった。
マンションのリノベーションはできないこともあるだろうけど、自分で判断せずにやりたいことを全部伝えてから予算に合わせて検討していったのが良かったと振り返る。
間取りなど、気軽に変えられないところは慎重に考え、アクセントクロスのようにいつでも変えられるところは思い切って遊び心をいれてリノベーションを楽しまれた。
キッチンの壁に貼られた、柔らかい色と艶が美しいタイルが印象的。一番目に入る場所なので、タイルにするかクロスにするかで家の格が変わると思い、予算を超えてもタイルにすることにしたとか
もともと和室だったスペースにキッチンを移動して、天井の高さをリビングに合わせて高くした。部屋の中央に梁が通るが、リビングに入ってしまうと気にならない位置となり開放感があった
キッチンの隣には洗面室、そしてその奥に浴室、正面の扉がトイレと続く水回り。床は水が飛んでも掃除がしやすい薄いグレーのフロアタイルに。白系でまとめて、洗練されたプライベート空間
水しぶきがシンクの周りに飛ぶのがストレスだから、大きなボウルを探した。大物洗いも、つけ置きもできて重宝しているとか。蛇口下も水浸しにならないように解決できて、掃除も楽だとか
大きく出ている梁が洋室にも通るので、少しでも開放感をだすために設けた室内窓は、リビングのアクセントにもなっていた。手前の天井に見えるアイアンバーは室内干し用に
柱と梁がある奥様のお部屋は、狭さをいかして屋根裏部屋をイメージ。室内窓で圧迫感を少しでも感じにくくした。北欧風のやわらかいイエローのアクセントクロスで暖かみをプラス
NYに住む女の子の部屋をイメージ。白系の床に、アクセントクロスは鳥と花が舞う華やかなクロスを使用。白いクロスにもほんのりとラメが入っているかわいいコーディネート
ロンドンのノッティングヒルに旅したときに見かけた通りに並ぶ建物の写真をみながら、クロスを決めた旦那様部屋。落ち着きのあるパープルと白の組み合わせが上品
以前の間取りは玄関からも冷気が入り込み、個室の廊下も寒かったことから、玄関入ってすぐの位置に引き戸を設けた。ムーミンのクロスをアクセントに