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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネート、インテリア、その他を担当
立地と風通しの良さで購入を決めたという築33年のマンション。築古の不安を解消しながら、いかに自分たちらしいくつろぎ空間を実現するかがリノベーションのポイントでした。まずは室内をスケルトンにして断熱・給排水管を刷新、さらには二重床にすることで住まいの性能を向上。また、風が室内に豊かに流れるよう回遊型の間取りを採用。内装・インテリアは、アンティークな緑色の建具や自然のぬくもりを感じさせる漆喰の塗り壁などで「自分らしさ」を演出。住まい作りには、自分達も手を掛けたいという奥様のご希望があちこちに活かされています。
通勤の利便性を考え横浜周辺で探していた中古物件。建物規模や駅近であることなどの希望条件にかなっていたのに加え、静かで日当たりがよく、何より風通しが素晴らしく良かったのが気に入ってすぐに購入を決めました。リノベーション会社は数社で比較検討しましたが、希望のひとつだった「断熱」について詳しく丁寧に説明してくれて品質にも信頼がおけたのがマルリノさんでした。セミナーやホームページでも断熱と結露・カビの関係、身体へのやさしさなど詳しく説明されて納得がいきましたね。他社さんは断熱について聞いても、曖昧な返事しかしてもらえなくて…。無垢床の見本を見せてもらっていいなあと思ったのも決め手のひとつでしたね。
いちばんは断熱ですね。実は主人が喘息気味なので結露・カビ対策として断熱はしっかりやっておきたいと思いました。無垢床にこだわったのも同じ理由で、調湿効果があると聞いていましたし実際に生活してみて身体にやさしいのが実感できました。それから寝室の壁は漆喰なんですが、自分たち二人で塗りました。それなりに大変でしたが、やはり自分の手をかけた方が、それだけ住まいが自分たちのものになるような気がして…。エントランス正面のグリーンの建具やペンダントライトなどお気に入りのインテリアを随所に凝らすことで自分たちらしい住まいになったと思います。
【奥様】部屋で過ごす時の気持ちよさがなんとも言えないです。いちばんくつろぐのはリビングにあるワークスペースで(仕事の)書道をしている時。個室にこもって仕事をするよりも、仕事と家事の境界線がなく、家のことを気にしながら仕事できるのでかえってリラックスできるんです。窓を開けていると気持ちのいい風といっしょにウグイスの声なんかが聞こえてきて、それがすごくいいんです。
【ご主人様】断熱や無垢床、夫婦で塗った壁などのおかげか、とても身体にやさしいというのが実感です。ベッド横のカウンターやリビングの床でごろ寝をしながら読書をするのが好きなんですが、住まいの中を流れてゆく風を感じていると、仕事の疲れも吹き飛びますね。
寝室から続くウォークスルークローゼット。奥には見えるのは、キッチン、ダイニング。南側のリビングから入る風がこの動線を通って、寝室にまで流れこんでくるのが、とても気持ち良い間取りに仕上がりました。
築古マンションの不安を一掃するため室内をスケルトン状態にした上で全面リノベーション。断熱施工、給排水管更新、二重床などの施工をした上で、間取りも大幅に変更しました。和室や押入を取り払って広々としたリビングを実現したのも、全面リノベだからこそと言えます。
リビングの一画に設けた奥様のワークスペース。リビングの明るくアットホームに雰囲気を感じながらリラックスしてお仕事(書道)ができると喜んでいただけました。
ドアや間仕切りなしでウォークスルークローゼットにつながる寝室。壁仕上げには、ご夫婦ご自身の仕上げによる漆喰(音羽晶石)塗り。自然の味わいと調湿機能のある天然由来の材料を使用しました。 寝室入り口には、ご主人様ご要望のワークスペースと日射しの入る窓側には、読書などができるカウンターを設えました。
玄関を入って最初に目に飛び込んでくるのがグリーンのアンティークな建具とペンダントランプ。これらは梁や柱が多い築古マンションのデコボコした室内を気にならなくするためのアクセントとして奥様が特別に用意したもの。奥様のセンスが光っています。
密閉感のあった従来の洗面室。鏡面扉のクローゼットとリビングに面した壁に小窓を設けることで明るく開放感も増しました。広々とした洗面カウンターにタイルがデザインアクセントになっています。