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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネート、インテリア、その他を担当
3LDKの間取りと機能は活かしながら、すべての部屋と廊下が間仕切りやドアなしで“つながる”独創的なリノベーションプランです。これは広々とした空間と回遊できる動線にこだわるオーナー様のご要望に応えたもの。リビングダイニングからキッチンへ、ベッドルームへ、そしてご主人のワークスペースへと自由に通り抜けができ、行き止まりもなし。部屋ごとの孤立感がなく、人と空気が循環する開放感たっぷりの快適空間です。
購入した中古マンション(築15年)はリフォーム済みで老朽性などは感じませんでしたが、間取りやデザインが、私たちの好みやライフスタイルに合わないと感じたのがきっかけですね。最上階のため夏の暑さも予想されましたし、これは断熱も含めて全面的にスケルトンリノベーションをした方がいいだろうと決心しました。
リノベーションプランでいちばんのこだわりは動線です。イメージとしては住まい全体を“広いワンルーム”のようにして、ベッドルームやキッチンも独立させず、回遊しながら、どこからでも、どこへでも通り抜けられるようにしたいと思っていました。便利なだけでなく、どこにいても広さが感じられるのが快適です、もちろん風通しもいいですし。中古マンションが、こんなに使い勝手のいい住まいになるなんてと驚きました。スケルトンリノベーションにしたのも正解でした。
リノベーション後は、ここで生活して初めてわかる、見えないメリットがたくさんあると感じました。例えば、室温もそのひとつ。この部屋はマンション最上階にあり外気温の影響を受けやすいのではと想像したのですが、セキスイさんの高断熱材を入れているせいか、冬でもあまり寒くならないんです(夏はまだ未体験ですが)。もちろん朝夕と日中の温度差もあまり感じません。以前住んでいたマンションの部屋に比べても電気代がかなり節約できていると思います。これからリノベーションをされる方も断熱性能は積極的に検討されることをお薦めしますね。
白を基調とした内装にたっぷり光が降り注ぐリビングは生活の中心。本棚を隔ててベッドルームが続き、視覚的な開放感もたっぷり。
ベッドルームの一方の壁は濃紺のクロスでアクセントに。ベッドルームからはパウダールームに仕切なしでつながっている。
たっぷりの空間にⅡ型キッチンを採用。ウォールキャビネットの裏側に設えた関節照明がキッチン仕事を楽しく演出してくれる。
エントランスにはたっぷり収納できるシューズラックを設えた。インテリア小物を置いたり、靴以外の収納にも活用。