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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネート、インテリア、その他を担当
ご夫婦の通勤に便利な立地が気に入って購入されたマンション。しかし、想定されていたプランとは異なる、リビングに和室が隣接した間取りにややご不満をお持ちでした。近隣の新築マンションや部分修繕も検討されましたが、「どうせやるなら」と全面的なリノベーションを決心。和室を無くし、オープンなリビング・ダイニングや、かつての主寝室を大きなウォークスルークローゼットに変えるなどこだわりの住まいを実現されました。杉の無垢床と窓の断熱性を高めることで、「暖かいから、すべての部屋が生きている」とおっしゃるほど、住み心地のよい住まいに一新されました。
新築で買ったマンションでしたが、希望の間取りの部屋が抽選で当たらなくて、少し不満を持っていました。その後、近所にできた新しいマンションのモデルルームに行くと、私たちが買った時代とは変わり、和室がなくてリビングが広いプランが多くて、やっぱり違うなと思いまして。購入も検討しましたが、それよりは、好きなように変えられて、コスト面でも安いかと思い、今の住まいをリフォームすることにしました。最初は、和室を無くしてリビングを広くするだけでいいかとも思ったのですが、結局いろんな所を少しずつやるより、一度に全部やったほうが良いかと思い、まるごとのリノベーションを実施しました。
マルリノさんは、ネットで見た施工例の印象が自分好みの雰囲気だったので資料請求をしたのですが、実際にやりとりをしてみるととても的確で、素早く回答してもらえたので安心感がありましたね。こだわったのは、まず和室をなくして広いリビングが欲しいということ。キッチンはシンプルでいいので、使いやすいものにしたかったですね。お風呂まわりも狭かったので広くしたいと伝えました。また、プランナーの方に言われて気づいたのが、うちはモノが多く、うまく分類して収納できていなかったんです。そこで、書類系はここ、衣装はここというように適材適所な収納や間取りの提案をしていただきました。
「すべての部屋が生きている」という印象です。以前の和室や北向きの個室は、寒々しくてあまり使っていなかったのですが、いまはすべての空間を活用できています。居心地がいいので、心にゆとりが生まれたからか、ライフスタイルを豊かにしてくれるような花瓶やインテリア小物などに興味が向かうようになりました。リノベーションが終わって夏と冬を経験しましたが、断熱性が高くなったのでとても快適です。夏は夜にエアコンを使ったら、朝まで暑くないですし、冬場もエアコンなしでも20度くらいあります。居心地がいいので、外で食事しても2軒目には行かず、家に戻って過ごすことも増えましたね。
使い勝手の悪かった和室を取り払い、オープンで広々とした空間に生まれ変わりました。杉の無垢床の明るく穏やかな雰囲気と、窓際に土間のようなタイルのスペースを確保することで、空間にメリハリを与えています。室内干しや植栽を飾る黒のアイアンハンガーパイプは、奥様が自らオーダーされた特注品だそう。ご夫婦のセンスの良さが表れています。
ご夫婦共用のパソコンコーナー。「どこに置いたらいいのかわからなかった」というノートパソコンに、定位置が生まれました。PCデスクにぴったり合わせて扉付きの造作収納を置くことで、見られたくないものや散らかりがちな書類はすっきり隠すことができます。
かつての主寝室を、衣装室+ウォークスルークローゼットに一新。玄関から靴を脱いですぐに入ることができ、主寝室からも近い衣装室は、そのまま洗面室・脱衣室・浴室へと抜けることができる使い勝手のいい空間。昔から使ってきたタンスなどの置き家具も、配置場所を考えて美しく納められています。
キッチンのカウンター裏にも収納スペースを配置。調理器具などで乱雑になりがちな、キッチンまわりをスッキリと機能的に使うための工夫です。
共働きで、平日はご主人、休日は奥様と互いに料理をされるというお二人。以前のL型キッチンは動きがスムーズでなく暗い印象だったそうですが、I型にすることで動きやすく機能的になりました。廊下にはパントリー収納を設け、キッチンで使うものをスムーズに出し入れできます。