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設計、監理を担当
窓の外は代々木の森まで低層の住宅地が続く立地。見晴らしが良く、麗らかな風が抜け、爽やかな日が差し込む。この住戸は長細い間取りで、かつマンションの中部屋のため窓が少なく風通しの悪い間取でしが、建具で引戸を開ければ住戸全体に心地よい風が抜け、光がゆきわたるよう計画しました。ベネチアンスタッコを取り入れた玄関からLDKまで続く壁面は外の景色が映り込み、美しい陰影が生まれます。
光沢とコテのムラ感が絶妙なイタリアンスタッコを取り入れた壁仕上げ。陰影が空間に奥行きを与え、景色を写し込みます。
本やオーディオ機器を収めた壁面収納。グリーンやアートが映えるように壁面に余白を残しました。
リビングの一角に設けたカーテンで仕切れるデスクスペース。
引き戸で空間を仕切り、開放すれば光や風が全体に抜けるようになっています。天井や壁の素材の切り替え部分を工夫して、奥行き感や開放感を作り出しました。
仕上げや収納を工夫して生活感が出ないようデザインしたキッチン。冷蔵庫は白い扉で隠蔽しています。
手前の吊戸・カウンター間はステンレスの板で覆ってキッチン家電や小物を目隠ししています。素材や寸法を工夫することで空間にリズムが生まれます。
土間部分を広げた玄関。鏡を床まで貼って空間を広く感じられるようにしました。
玄関の靴収納は扉のみ交換。これだけでも空間のイメージはガラリと変わります。
既存の洗面化粧台を生かしてリノベーション。鏡を天井まで大きくとって狭い空間を広く感じられるようにしました。