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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネート、インテリア、その他を担当
約20年前、新築で購入されたマンションでしたが、1階で角部屋のためか北側の窓の結露がひどく、ずっとカビに悩まされてきたというご家族。これまでもインナーサッシの取り付けなど、小さなリフォームは行ってこられましたが、思ったような効果は得られませんでした。さらに、設備の老朽化が進んだことや、独立型で閉じられたキッチンが使いにくかったという事情も重なり、思い切ったリノベーションをご計画。徹底した断熱対策と、ご家族のコミュニケーションに配慮したプランニングで、家族全員が快適で暮らしやすい住まいに生まれ変わりました。
当時新築で購入したマンションでしたが、入居当初から結露に悩まされていました。毎朝結露をとる窓用のバキュームクリーナーで水滴を吸い取っていましたが、後から後から水滴が付くような状態で。二重サッシを取り付けたりもしましたが効果はなく、北側の壁は常にカビに悩まされていました。築20年になり設備機器の老朽化もあったので、思い切ってリノベーションをすることにしました。
結露をなんとかしたいというのが、とにかく第一でした。あとは玄関の建具や床の色が濃い茶色で暗い印象だったので、明るくしたいと思っていました。特に玄関は、介助が必要な家族のために、少しでも広くしたいと思っていました。また、キッチンが独立タイプだったので、家族の様子がわからないうえ「閉じ込められた感」があり、オープンなタイプにすることをお願いしました。
冬は毎朝床までびしょ濡れだった結露が、全く無くなったことに驚きました。以前は玄関が「臭うかな?」と気にしながら呼んでいた友人にも「どうぞ」って言えるようになりました。以前の住まいを知っている友人も「え、こんなに全部変えられるの?」と、間取りの変化にびっくりしていました。キッチンを中心に家族の様子もわかるため、とても快適に過ごせています。せっかく住まい全体がキレイになったので、この状態をできるだけ保てるよう、家族みんなで協力していきたいですね。
キッチンをオープンにしたことで、窓から光がたっぷり入る、広く明るいリビングに一新。隣接しながらも和室とリビングをゆるやかに分けることで、それぞれの場所で家族が気兼ねなく、くつろげる空間になりました。
以前は独立型で、壁に囲まれて「閉じ込められているようだった」というキッチン。冬場は足元が冷え、夏場は暑く、キッチンでの用事はとにかく短時間ですまそうと思っていたそうです。リノベーション後は、和室やリビングが一望でき、ご家族の様子もひと目でわかる開放的なキッチンに生まれ変わりました。
お嬢様のお部屋にはロフトを備えた空間へ。とても機能的な空間に生まれ変わり、これからの暮らしが楽しみになるお気に入りのお部屋になりました。
以前は、朝の身支度をするご主人と2人のお嬢様、お洗濯をする奥様で、いつも混雑していたという洗面室。ウォークスルークローゼットと洗面室をつないで出入口を2つに分けることで、朝の混雑が解消されました。
結露がひどく、カビからくるニオイが気になっていた玄関。今ではお客様が来られてもニオイを気にせず「どうぞ」と出迎えられるようになったそうです。広さだけでなく、収納もたっぷりで、ご主人の趣味のゴルフセットもすっきりと収まっています。
キッチンとお嬢様の部屋を分ける壁に小窓を設置。キッチンで料理をしながら声をかけたりとお嬢様の様子を気配で感じ取っているそうです。