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設計を担当
若いご夫婦お二人でお住まいになられるマンションのフルスケルトン・リノベーション工事になります。洗面室、便所、浴室は部屋の角にあり、また室内には大きな梁もあり床を上げることも出来ませんでしたので、水廻りの位置は変えずに計画しております。
旦那様の会社の近くへのお引越しされたいとのご希望で今回の案件はスタートしました。お部屋のご希望としましては、旦那様のトレーニングスペース、奥様の裁縫スペース、木を感じられる雰囲気等のご希望がありました。
今回のお部屋は見晴らしも良く、角部屋で、充分なほどの窓がありました。お施主様とのヒアリングの中で私も含めこの点は活かしたいという思いがありましたので、リビングに入った際の解放感を確保しつつ、部屋が軽くなり過ぎないようちょっと落ち着くことのできる雰囲気も兼ねた空間も目指して、お施主様と計画を進めました。
今回の案件では初回のご提案プランの間取りとあまり変更することなく進んでいきました。もちろん、お施主様の使い勝手に合わせて細かな変更はあったもの、当初の動線や収納計画等の意図をご理解いただき、スムーズに進んだのではないかと思います。
築年数が古く図面も残っておりませんでしたので、解体時に想定外の箇所にコンクリートの壁が出てきてしまい、排水経路の変更による若干のお部屋の大きさの調整が必要になりましたが、お施主様のご理解もあり、最小限の変更に抑えられたかと思います。
シナベニヤとグレー色の壁を組み合わせ、天井にはルーバーを設けることにより、部屋の雰囲気を落ち着かせています。
シナベニヤとグレー色の壁を組み合わせ、天井にはルーバーを設けることにより、部屋の雰囲気を落ち着かせています。
リビングダイニング、キッチン、寝室の照明は全てライティングダクトをルーバーに直接取り付けています。
シナベニヤとグレー色の壁を組み合わせ、天井にはルーバーを設けることにより、部屋の雰囲気を落ち着かせています。
グレー色の壁の部分の建具はアーチの形状にして、雰囲気を柔らかく演出しています。
壁にはシナの有孔ボードを採用しました。
キッチンの奥はパントリー、その先が玄関となっており、使い勝手の良い動線となっています。
既製品のシンプルな四角い収納に集成材を載せて、残りのスペースを傘掛けスペースとしています。
限られた空間の中に極力収納スペースを設けています。