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設計、施工、監理を担当
老朽化により水まわり設備をリフォームしたいとご依頼を頂きました。
収納や部屋の使い勝手、風通しについてなど、かねてから気になっていた部分の解消もあわせて相談。
「海外旅行が好きで、外国のような空間にしたい」との要望に応え、ヨーロッパのアパルトマンをコンセプトにしたプランニングを行いました。
夫婦の”好き”が形になった風が通り抜ける住まいへ生まれ変わりました。
・風が通り抜けるはずの間取りが活かされていない
・キッチンが壁で囲われているせいで、圧迫感や暑さを感じる
・ご夫婦は共働きで室内干しが多いが、干すスペースと収納が兼用になっており日当たりが悪い。また収納が少ない。
老朽化による水廻りの一新と、収納やお部屋の使い方など気になっていた不満を解消する為リフォームのご依頼をいただきました。
【プランニングのポイント】
「風の通り」が、最大のテーマのリフォーム。玄関側の洋室の窓から廊下を抜けリビングまで風が抜け、お家の隅々にまで風が届く間取りを提案しました。
採風と共に動線も改善され、帰宅時、洗面所で手を洗った後のキッチンへの通路や、寝室から洗面所で顔を洗ってから着替える動線など、様々なケースに対応できる住まいとなりました。
天井にはあえて見せ梁を施して、大きな梁を目立ちにくくさせるように意匠性にもこだわりました。梁がリビング全体を落ち着いた雰囲気にしています。
大きくスペースをとっていた和室を縮小させて、リビングに取り込み、広く開放感のある大空間に一新。
間取り変更により開放的になったキッチンスペース。動線が良く、二人で作業しても広々とした空間になりました。
キッチンの向きを変え、サンルーム側、浴室側からもアクセスできる動線の良いキッチンへ変更。ご夫婦で作業しても広々使える空間になりました。 配管の関係で生じる段差の部分は床材の色味をホワイト調へ変更し、足元への注意喚起として安全性・デザイン性にもこだわりました。
コンロ前の壁に小窓を付けて、開放感のあるアイランドキッチンに近い印象に。調理中にリビングを見渡すことも可能です。 またリビング側からの見るとカフェのようなおしゃれな印象になります。
お部屋をヨーロッパ風にアレンジしたいという場合には、アーチ型の垂れ壁がおすすめです。やや直線的になりがちな部屋のレイアウトに大胆な曲線を取り入れることで、一気にヨーロッパ風のおしゃれで、かわいらしい印象が生まれます。人気のスタイルである南欧スタイルやフレンチシックのレイアウトと相性もよく、モダンな家具類ともよく合います。
少し窮屈に感じていたレストルームを間取り変更でゆとりのある空間へ変更。 手洗いカウンターを新しく設け、掃除のしやすいTOTOの【ピュアレストMR】を施工。 内装はナチュラルなリーフ柄のクロスを、床もヘキサゴンのクッションフロアで爽やかな印象を演出しました。 天井のほうから優しく照らすペンダントライトがアクセントになり、リラックスできる癒しの空間へ生まれ変わりました。
間取り変更で小上がりの和室へ変更。半畳で隣接するリビングにもなじむスタイリッシュな空間に。 段差の部分はアルバムなど普段使わないものを収納できるスペースなりました。
リビングの延長部分に物干しスペースであるサンルームを設けました。外部からの視線を遮り、採光をとるため建具はすりガラス調にしています。日中は照明をつけずに過ごせるほどの採光を確保。アウトドアが趣味のご主人がお家キャンプを楽しめるスペースにもなっています。
玄関に隣接し、帰宅後すぐにコートや小物も収納ができる大容量のウォークインクローゼットを新たに作り使い勝手が良くなった。
間取り変更により広々とした玄関ホールへ。風が通り抜けるような開放感のあるエントランスへ生まれ変わりました。