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設計、施工を担当
共に建築関係のお仕事をされているご夫妻。
フルリノベーションを前提に、物件探しからスタートされました。
テーマは「デッドスペースのない家」
57㎡の物件を無駄なく活用できるよう、組み立てながらお二人でプランニング。
優先順位を明確に、そしてこだわるところはとことん突き詰める。
メリハリの効いたこだわりのお住まいが完成しました。
リノベーションを前提に物件の購入を検討し、巡り会ったこの物件。「デッドスペースのない家」をテーマに、物件探しの段階からご夫婦でリノベーションしやすい物件か相談しながら探されていました。
水回りの動線をコンパクトに、且つキッチンは大きくすることがご希望でした。
水回りの動線は無駄がなく、最大限にスペースを活用できるように設計しています。
浴室は、もともとユニットバスが入っていましたが、躯体壁との間にスペースができてしまい、空間を最大限活用できないため、タイル張りの在来工法での浴室を採用。
トイレは圧迫感・閉塞感をなくすために扉はつけず、トイレ~洗面~脱衣所~浴室が一体になった空間に。
キッチンはお施主様が作ってみたかった!というご希望でオーダーメイドの造作キッチンを採用しました。
壁を好きな色に塗ったり、クリスマスには塗装の壁にツリーの絵をかいて終わったら重ね塗りして消し、次は何を描こうかな、とお家でのインテリアを楽しまれているそうです。
元々奥に2間あった個室はリビングを広く取れるよう、すべて壁を取り払い間取り変更しました。 印象的なパープルの壁はお施主様ご自身で塗装。 差し色を使いたい場所だけ決めてあったため、それ以外の場所はグレー系の色で統一しました。
お施主様ご自身でDIYされた塗装壁。 塗料メーカーへ行って、たくさんの色の中から落ち着いたパープルを採用。 派手になりすぎず、とてもお洒落なアクセントウォールになりました。
設計当初はⅠ型キッチンの予定でしたが、設計していくうちに洗面室の入り口の兼ね合い等がありコンロを背面に置くプランに。 シンク横の作業スペースが広く、使いやすいオーダーメイドキッチンに。
メーカーのユニットバスを入れると、躯体壁との間に隙間ができ、無駄なスペースができてしまうため、空間を最大限広くとれる在来工法の浴室を設計しました。 全面をタイル張りにして、コンパクトな空間ながら広々と入れる浴槽を実現しました。
洗面台は壁の間にぴったりと合う大きさで造作。 鏡はお施主様ご自身でお気に入りの鏡をご用意いただきました。 壁はイエローのアクセントカラーを。 奥のトイレは圧迫感・閉塞感をなくすために扉はなくし、洗面室から一体の空間となっています。
寝室はベッドが入ればOKとのことで、省スペースで設計。 寝室内のクローゼットは大容量の収納なので、重宝されているとのこと。
玄関から写真手前のキッチンまで、床をモルタルで仕上げ、土間にしました。土足のエリアと内履きのエリアはやんわりと空間分けされているとのこと。