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設計、施工、監理を担当
引っ越しを機に中古マンションの購入を決めたA様は、将来も永く住んでいくために、自分達らしいシンプルな暮らしをしたいと思いリノベーションを選ばれました。
デザイン性も大事だけれど、暮らしやすさ、寛ぎやすさを家づくりの中で第一優先に考えていたお施主様。そこに重きを置くことは必然的に住まいに使う素材や寸法などをじっくりとご検討されて、ご自分のイメージに一番近しいもので丁寧に選定されていかれることにつながりました。
わたしたちらしくずっと永く住める家、それは住工房が目指す家づくりそのものです。
お施主様の選ぶ審美眼にも学びが多かったマンションリノベーションです。
結露対策などを考えて断熱にもしっかりと対応し、「永く住むために」ということを大前提に家づくりを考えたリノベーション。
2列型キッチンがご要望でしたが柱などの関係で現実的に難しかったため、I型キッチンでフラット対面にして、背面に一列キッチン収納をセット。 ダイニングテーブルはナラ無垢材を使用したオリジナルオーダー品。造作背面収納にもナラの突板を使いました。ライトグレーの天板はメラミン仕上げで清掃性もプラス。十分な収納力を保ちながら飾り棚としての上品な質感があります。 ダイニングとキッチンの間に柱があることにより、食器棚と家電収納を分け、落ち着いたダイニング空間になりました。
キッチンに段差がありますが、家電収納と食器収納の天板の高さを合わせることで、空間をすっきりと見せることができました。 棚の高さはお施主様が使い勝手を考え吟味された高さです。
キッチンとランドリースペースを回遊できる動線で日々の暮らしを快適に
キッチンからランドリースペースとバスルームに 一直線で行き来できるように扉をつけました。
キッチンからランドリースペースとバスルームに一直線で行き来できる動線設計。視線をカットする引き戸。
キッチン→ランドリールーム→リビングへ回遊できる家事ラク動線
回遊動線で家事ラクに。 お施主様が「ここに行った“ついで”、これをやっている“ついで”に色々な事が済ませる距離感がとてもいい」とおっしゃっていました。
ソファーで寛ぎながら映画をゆったりと観る時間を楽しめるリビング
寛げる住まいへのイメージが明確だったお施主様は、全てのお部屋の床に無垢フローリングを選ばれました。 ソファーに座った時目線や空間を想像してテレビや造作家具を設置。
ナラ材で造作したコンパクトなテレビボードはテレビとのバランスを考えて壁面にとりつけました。シンプルで上品な収納は飾る楽しさも広がります。
大型ファミリークローゼットで将来を考えて部屋を行き来できる動線に
現在はリビングで楽しく遊ぶお子様スペースも、将来リビングにお部屋を一つ増やすことができるように、照明計画をしています。
「洗面と脱衣を気にせず使えるようにしたい」という願いは、きっと家族と気兼ねなく暮らすポイントの一つではないでしょうか。 そこで、洗面スペースを廊下に設置しました。 帰宅後手を洗うという生活動線もスムーズ。 ヘンリーボーン張りの壁面タイルと鏡裏にライン照明を仕込み、ホテルライクな洗面台。 一体式カウンターの洗面台は正面から見える厚みにこだわり、収納とのバランスがちょうどよいサイズ感に。収納を浮かせ、足元の空間は洗面中の動きやすさが増し、さらにすっきりとした印象です。 ご要望で鏡収納にはペーパータオルを洗顔後にすぐ取り出せるように棚に取り出し口を付けました。
洗面台を廊下に設けたことで、ランドリールームはその分たっぷりの収納スペースが確保できました。 収納棚は可動式でしまうものに合わせた高さに。 洗面と脱衣を分けることで、収納スペースを広げ洗面台の活用も広がるのでとても効率のよい間取りとなりました。
壁面と収納を白で揃えた爽やかさを感じる玄関。 洋室を少し狭めることで、左側に玄関クロークをつくりました。 奥様がご自分で沢山見られて選ばれた自然な紋様が美しい天然石のタイルがとてもマッチしてさらに洗練された空間になりました。
淡いグレージュの壁が落ち着いた印象。 木目が美しい引き戸の戸棚を造作しました。 戸棚の壁面だけ色を変えたのは、奥様のこだわり。グレージュと程よくマッチするようなブラウン系のクロスを悩んで選ばれました。 ペンダントライトは安土草多さんの作品。トイレ空間をイメージしてこの照明が映えるように空間自体の明るさは集光タイプで床面を照らすようしました。 タンクレスにしたのも掃除がしやすい為。トイレを出てすぐに洗面があるのであえてトイレに手洗いはつけませんでした。 小さき空間に細部までこだわり満載なトイレルームです。