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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネートを担当
50歳代のW様が以前から不便さを感じていた生活動線。リビング、キッチン、洗面、浴室、玄関と繋がる動線の改善やリビングの空間も広く感じられる工夫をWご夫妻に喜んでいただきました。
若い頃は子育てに追われ忙しく過ごされていたというご夫妻も「年齢を重ねるうちに、物を見る目も養われ、モノの良し悪しが分かるようになってきた。自分達が良いと思うモノを永く使っていきたい」と、家具や照明、ファブリックを一つひとつ丁寧にお二人で選び、気に入ったモノに囲まれるラグジュアリーな大人の空間になりました。
『分断されていた動線を見直した、広々LDK』 当初、W様はリビングやキッチンからお風呂場へ行くのに廊下を通らなければならないこと、また、洗面室が狭いことがお悩みでした。 そこで廊下と勝手口をなくして洗面室を広げ、キッチンからパントリー、洗面・浴室へ動線を一直線に繋いで家事動線を改善。
『玄関は、お気に入りの絵を飾るギャラリー』 玄関を開けて目に飛び込んでくるのが、天井まである扉と奥にある絵。 扉をクリアガラスにしたことやライティングの効果で奥行き感が増した空間は、さながらギャラリーの様。その先に続く空間に期待感が高まります。 絵が掛かっている正面の壁には、奥様お気に入りのマナトレーディング社製のピュアモリスの壁紙。 シャープなイメージのお部屋ですが、ボタニカル柄の柔らかなテイストがお部屋全体の印象を優しい雰囲気にしています。 帰宅して、お気に入りのモノが出迎えてくれるのは嬉しいですね。
『気に入ったモノに囲まれたラグジュアリーな大人の空間へ』 「この年代になったからこそ、一つひとつのモノを自分達なりにじっくり選ぶ楽しさが分かってきました」とおっしゃっていたご夫妻。カタログだけでなく、お二人でショールームへ出向き、現物を見て触って納得したものを選んでリノベーションしました。
カーテンを天井から吊るすことで、上質な眠りを提供するホテルのように遮光性を高められます。また、鉛直方向が強調されることで天井を高く見せて、カーテンの装飾性も増します。
テレビボートも天井と同じ高さにすることで、部屋がすっきりして広く見える効果もあり、収納力とインテリア性が高くなります。
『インテリアで空間を分割』 リビング・ダイニングはウォールナットをふんだんに使ったラグジュアリーな雰囲気にして、ユーティリティー室は清潔感のある、白・グレー・ブルーでシックにまとめました。見た目もさわやかで清潔感があり、リビングとキッチンのインテリアを変えることで、居室とユーティリティー室を別けています。また、居室とユーティリティー室をインテリアで分けた空間は、ラグジュアリーテイストのリビング・ダイニングとシックテイストのユーティリティー、両方のインテリアを楽しめます。