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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネートを担当
「アメリカで暮らしていたオープンキッチンの家で暮らしたい。」
帰国後も同じようなオープンキッチンのある家に住みたいと
お住い創りのご計画を始めたご家族。
なかなかイメージ通りの物件が見つからずにいたところ
「リノベーション」で自分たちらしい家を実現したいと、
インターネットでentrieを探していただきご縁をいただきました。
オープンキッチンにしたいというのが一番のこだわり。
次は木の質感のある床とキッチンパントリーが欲しいと
ご要望をいただきました。
元々キッチンとリビングに間に壁がありました。
ところが物件購入の段階でその壁と柱は構造上取れないことが分かり
理想のイメージが頭の中で出来上がっていたご夫婦は
絶望的な気持ちになったそうです。
そこでご提案したのはあえて対面から移動した壁付けキッチン。
取れない壁を活かしてその周辺にダイニングテーブルとしても使える
大ぶりのカウンターをL字型に造作するプラン。
あらたに造作した壁を生活感が出てしまう冷蔵庫の目隠しにしたり
パントリーとして利用しました。
リビングとキッチンは程よくゾーン分けができ
キッチンからリビング全体を見渡すこともできる
いいとこどりのレイアウトになりました。
壁があるからオープンにできないという制約の中で
お気に入りのキッチンが実現できました。
料理しながらカウンターにいる子供の様子もわかるし、
カフェの様な雰囲気になったので、
本やレコードなどお気に入りの雑貨をディスプレーして
くつろげる雰囲気作りも楽しんでいます。
文句なしに住み心地がいい!
打ち合わせではスケッチを活用して
視覚的にイメージを共有しながら進めていきました。
取れない壁を活かして冷蔵庫スペースやパントリーを設けました。キッチンを暮らしの中に上手に組みみつつ生活感は感じさせない。まさに「いいとこどり」。パントリーの室内窓もいい感じ!
木の質感が感じられるフロアタイルで柔らかい印象のLDKに。お子様が小さいうちにはメンテナンス優先でフロアタイルを選択。天井はライティングレールでアクセントをつけています。
パントリーを設けたので調理家電など生活感の出やすいものがなく、まるでカフェのような空間に。でもカウンター下にごみ箱置き場を確保するなど、使い勝手にも気は抜きません。
ちょうどリビングから見える位置に印象的な緑のタイルを貼りました。オープン棚にはお気に入りの雑貨を飾ってカフェの様な雰囲気を楽しんでいらっしゃいます。施主様はタイル選びがとても楽しかったそうで、「タイル会社に転職したいくらい」だそうです。
キッチンカウンターはダイニングテーブルでもあり調理台としても大活躍。リビング全体を見渡せて家族のコミュニケーションも良好です。
キッチン隣にはパントリーを。アーチ状の入り口から見えるテシードの花柄クロスも素敵でテンションが上がるとお喜びいただきました。
ただしまうだけのスペースではなく 気分が上がることも暮らしの中では大切。輸入クロスを採用して くつろげるお部屋のような仕上がりに。もちろんコンセントや使いやすい棚などパントリーとしての機能も十分です。
リビング内には勉強コーナーも設けました。ランドセルかけなども設けておのずと学びの空間を意識できます。日中は在宅ワークスペースとしても活用できます。