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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネートを担当
以前住んでいた家が狭くて、もっと広い空間で暮らしてみたいと、
お住み替えの計画が始まりました。
仕事場も兼ねられる立地の良い戸建てを購入された施主様。
ただ間取りが気に入らないことが大問題でした。
今回ご紹介しているのは2階部分になります。
既存は南北に窓があるものの、隣家と接しているために
思うような採光が得られないので、
東側に新たに開口して窓を造りました。
また建物の東側だけ少し弱い構造であったため、
強度を高めるための耐力壁を新たに造り構造的なバランスを取りました。
不動産会社の見積もりサイトでentrieを見つけていただき、
口コミにも安心感があったことで直接お話をいただきました。
大きなご要望は「とにかく広々暮したい」ことと、
「窓と光がが入る空間が欲しい」こと。
今回は間仕切りをなくして開放的な空間を造るために、
部分的に耐震の工夫をする必要があり、
耐力壁を造って強度を高めました。
耐力壁の裏にはルーターなど見せたくないものを
隠せるようになってまさに一石二鳥。
印象深いキッチン前の筋交いなど、構造的に必要なものを
よりかっこよく魅せられるよう工夫しました。
東側に窓がいくつもあるので朝日がたっぷり入ります。照明がいらないくらい明るい! そんな朝を過ごせるのがうれしいですね。
構造上必要な筋違は表しにしてクロス仕上げで印象的に。筋違が住まいへの安心感とお部屋の良いアクセントになっています。
カウンターキッチンの前に椅子を持ってくれば、そこはお酒を楽しむカウンターBar。ご主人様がバーテンダーを務めます。
キッチンは移動してアイランド型に。ミーレの食洗器が大活躍しているそうです。
施主様が一目惚れしたお気に入りのダイニングテーブルに合わせて、床材や棚の色あいにもこだわりました。「若くなりすぎない」ちょっとくすんだ白がよく調和しています。
間仕切壁は全て撤去して2階は広々ワンルームスタイル。リビングの一角にはシアタールームを設けました。来客時にはゲストルームにもなり、普段は食事の後に家族が団欒するくつろぎ空間になっています。
2枚のガラス戸でリビングと階段室を隔て断熱性能を高めています。階段室から望むリビングの解放感がいや増します。