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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネート、インテリアを担当
結婚相談の会社を経営している施主様ご夫婦。
15年以上お住まいのご自宅はお子様が独立して大人だけの暮らしになっていました。老朽化も気になっていてリノベーションを考え始めていたとのこと。せっかくだから「リビングをサロンのようにして、お仕事に生かしたい」。そんな夢をかなえるご計画が始まりました。
一番の希望は「キッチンが主役」。
食べることは大事。もともと自宅でホームパーティを開くこともよくあったそうです。お仕事でご縁をつないだカッブルとは必ず食事をすることにしていたという施主様。今度はここでお料理を食べてもらいたいということも大きなご要望でした。
生活感を感じさせない「大人の隠れ家」がご希望でしたので、生活感が出る冷蔵庫や電子レンジといった家電は全て見えないように工夫しました。
照明にもこだわり、間接照明のオレンジ色の光が空間を優しく照らしてくれます。
とにかくヒアリングをしっかりしてくださったのが印象的。どんな相談に対してもまったく嫌な顔をしなかったのもありがたかったです。
私たちも日々お客様に接する仕事なので、顧客サービスで0〜100までランクがあるとすれば、エントリエは100。とにかく聞く姿勢がすごい。
最初に「できません」とは言わず、まず持ち帰った上で「ここはできる、ここはできない、ここだと予算はこうなる」と具体的にフィードバックしてくださいました。
ユーザーは予算ばかりを気にしてしまいがちなものですが、エントリエさんからは計画を進める中で、そういったお金では計れないホスピタリティの価値を感じました。
完成したときには「最初のイメージ画像と一緒だね」と家族にいわれたくらい、実現力が凄かったです。
どんなシーンでも活用でき、昼と夜で違う表情を見せるホテルのラウンジのような空間をイメージしました。
施主様のご縁を大切にする想いを込めた家にできたのではと思います。
この空間でたくさんの素敵な出会いや繋がりが生まれますように。
冷蔵庫や調理家電などは全てバックヤードに収納。 動線が不便になるどころか結果的に収納が楽になり、家事動線も良くなりました。
もともとあったダークブラウンの扉はそのまま使う予定でしたので、色を活かせるよう調和する壁紙を選びました。
お子様が初任給のプレゼントで買ってくれた記念のお皿。 それ以来、“このお皿が映える家に住みたい”と思っていたそうです。
カウンター棚にはガラスの板を採用。照明が下まで届いてとてもきれいです。 ちょうどいいウイスキーを注文しているとのこと、そのうち棚に並ぶのだとか。
来客の時には、キッチン内の自分用の椅子に座る「スナックのママ」スタイル。 正に大人のサロンです。