家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
カフェ経営の豊富な経験を活かして、スムーズな動線や収納を徹底的にこだわりました。家族で立てるキッチンもお気に入り。
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
設計、施工、監理を担当
もともと旦那様がお住まいだったマンション。ご結婚やお子様の誕生を経て、お子様の成長と共に間取りの使いにくさや設備の老朽化なども気になってきたことで住み替えを含めてリノベーションを検討するように。
家族4人では多少手狭な広さだと感じてはいたそうだが、この決められたスペースの中でなんとか工夫できるのではないか?と思い、相談会に訪れたという。
子供部屋とご主人の書斎兼寝室、ファミリークローゼットを配し、広々と光を取り込むLDK。
お仕事柄キッチンエリアはコンパクトながら使いやすく、掃除のこともきちんと考えられたプラン。ステンレスの天板は傷が目立たないものを選び、油汚れが気になるコンロは壁向きに、下ごしらえや洗い物は家族と会話できる対面式になっているので、家族全員がキッチンに立つこともできる。
廊下もできる限りなくしたいと考え、ご主人の書斎へはファミリークローゼットを抜けていくスタイルに。クローゼットを挟んでいるからか、お子様たちがリビングで遊んでいても書斎に来ると静かだったのはびっくりしたと思わぬ効果に喜ばれていた。お気に入りのCDを聴きながら自分時間を満喫できるという。
カフェを経営する旦那様のこれまでのお店作りの豊富な経験が生かされ、初めてのリノベーションでも随所にこだわり、全てお気に入りと言い切れる仕上がりとなったという。
リビングに隣接する子供部屋には、高さをこだわった室内窓があり、たっぷりと入る光や風を遮ることなく玄関まで届けるので、開放感のある空間になっている。
「決められた広さの中でやりくりをするリノベーションは、自分たちのライフスタイルを見直すきっかけになりました」とご夫婦。空間を最大限に活用して動線をスムーズにすることを徹底的に考え抜き「何が大切で、何が妥協できるのか、その強弱をつけると最適な間取りが自然と見えてくると思います」
木貼りの天井は、何か自分たちでも証を残したいと、板を塗り上げたもの。木の質感が入り、温もりが感じられる。
低く大きな吊り戸は海外のキッチンをヒントに。手の届きやすい下部に普段使いの食器を。小柄な奥様でも使いやすい。
同時にコンロと洗い物をしてもストレスのない通路幅があるので、家族4人でお料理をすることもできる
ご夫婦揃ってインテリアがお好きというだけあって、家具やフローリングのコントラストがしっくりなじむ。
室内窓は、店づくりで用いられる「立てば視線が合うけれど座るとプライバシーが保たれる高さ」を何回も測って決めた
採光がたっぷり入る子供部屋の室内窓を通して、キッチンや玄関にも光を届け、部屋全体に明るさと広さを
アーチの入口奥に家族全員分の衣類クローゼットを配置。圧迫感のでる梁を取り込み、ダイニング側が広く感じる。
書斎の棚に置くモノをあらかじめ伝え調整した。一部の棚奥には梁があり、逆に利用して収納&ディスプレイスペースに
キッチン壁の開口枠があることでヌケ感が広くなり、玄関からLDKまでのひとつながりの開放的な空間に。
リビングドアがないので、カーテンをつけられるように設置。断熱を行ったので、一冬使わずに過ごせたそう。