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設計、施工、監理を担当
6年ほど住んだファミリータイプの間取りのマンション。きっかけは、ほとんど使っていない和室をLDKにつなげてリフォームをしようと思われた。数社に相談するうちに、”ファミリータイプの間取りでうまく使えていない…。キッチンやトイレが狭い…”と、気になるところがどんどん出てきて、この機会に「より暮らしやすくフルリノベーションをしよう」と思い切った。要望をまとめて予算と共に各社に伝え、最初のプラン提案の中で、インテリックス空間設計のプランが予算内で要望が組み込まれていながら、さらに暮らしやすそうな提案も盛り込まれていたという。
「リノベーションってこんなこともできるんだ!」と驚きの連続だったというが、やり残したことはないと言い切る。
それまでの暮らしで不便だったところが解消され、要望を詰め込んだ建築士からの提案を取り入れながら、設備や素材を吟味できた。自宅リノベだったからこそ、バタバタと決めずに済んだのも大満足につながっているそうだ。
一番こだわったのが部屋の中心となっているキッチン。憧れたキッチンでは予算を超えてしまったそうだが、建築士から代替提案されたオーダーキッチンを採用。タイルの仕切り壁や背面のカウンターなどお気に入りだという。
愛猫と暮らす中で悩みだったのが、部屋を行き来する愛猫のために、就寝時は寝室のドアを少し開けていたが、冬場の隙間風でとても寒かったという。そこで寝室と玄関につながる壁にネコのくぐり戸を設置。愛猫もすんなりと自由自在に出入りしたので安心。
そして3つの洋室にそれぞれ収納が分かれていたこと。季節ごとに洋服を分けて収納せざるを得ず、衣替えの度に入れ替えをしていたそうで、ひとつにまとめたいと要望された。隣の洗濯室は、もともと使っていなかった洋室で洗濯物を干していたのが気に入っていて、今回同じ空間を要望された。キッチンから寝室までの間には、パントリー~洗濯室~大容量収納~寝室と一本につながるプライベート動線があり家事もスムーズ。
LDKに入る動線は2つ。左のリビングドアの先は玄関。右のパントリーからは、洗濯室や大容量収納にもつながって家事動線が便利なプライベート動線となっている。
アイランドキッチンをご希望。コンロ側にタイルを貼った仕切壁を提案されたという。冷蔵庫やワインセラーも目立たず、入口から入ってきたときも重厚感もあっておしゃれに仕上がっている。
シンク下のごみ箱スペースや希望の食洗器も配置したオーダーキッチン。ダイニングテーブル脇には、もともと使っていたというキャットタワーを置き、愛猫も遊べる空間。
必要かなと思ったパントリーは、柱や梁をうまく利用して、通り抜ける通路の途中に。使ってみたら結構便利だったそう。
フロートタイプのシューズクローゼット下には、寝室につながる愛猫のくぐり戸を設置した。間接照明の暖かい灯りと、正面の凹凸のある白系の壁紙がラグジュアリー感を出している。
アーチ型枠だけにしようとプランを進めていたが、リノベのポイントだった冬の寝室の寒さがどうしても引っ掛かり、小さくても専用の扉をつけることにしたという。
遊び心のあるタイルを貼った洗面台。カウンター下はネコトイレを置くことを決めていたので、棚を作らないシンプルなつくりに。床は黒系に変更したが、汚れが目立たず正解だったそう
以前は狭かったというトイレも広く使いやすく。アクセントクロスはとても迷って決めたそう。建築士がクロスに合わせておススメしてくれたペンダントライトがほっとする空間にまとめている。