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設計、施工、監理を担当
賃貸の家が手狭になり、娘さんの保育園に通えるエリアで家探しを始めることに。奥様はインテリアや内装などの会社に勤めている中で“いつか自分のやりたいことを詰め込んだ注文住宅を建てるのが夢”だったという。現在の家族のライフスタイルを考えて、希望エリア内で中古マンションを購入してリノベをしようと、ワンストップでできる会社を探したという。
なかなか予算に合う物件が見つからない中、エリアを少し広げてみることを提案され、この物件の内見をしてみると、
「窓からの抜け感なども含めて、気に入ったんです。実際に物件を見ながら“この物件ならどこまでできるか”といったリノベのアドバイスを受けることもできて良かった」と奥様。
まず、やりたいことを詰め込んだ見積りを出してもらい、そこから予算に合わせて削っていく方法でプランを進めたW様。リフォーム済み物件を購入したので、新しい設備が入っていたお風呂やトイレ本体は既存を残し、給排水管は新規交換を行ったという。
リビングダイニングキッチンは、独立していたキッチンと隣接する洋室を含めて、広々とした開放感のある空間に仕上げた。その中心にあるのが、スッキリとしたデザインが好みでこだわりのオールステンレスキッチン。外から見えない奥にパントリーがあるので、キッチン周りがスッキリとできて使い勝手も良いという。
フリーランスで仕事は在宅という旦那様の要望は、仕事のできる書斎スペースと、たくさんの蔵書をしまえる本棚だったそう。
希望は叶えながら、予算オーバーしたところはコストダウンを。ポイントをおさえた代替案があったのが良かったという。
壁は塗装を希望したが予算的に難しかったので、相談すると塗装風のクロスを提案された。キッチン背面の壁や玄関のニッチなどにも同じ素材アクセントカラーを差して印象的な仕上がりに。
家具選びをプランと同時進行で進めたので、設計の段階で家具のサイズやレイアウトも決められたのも良かったという。
「毎週末に1人で打ち合わせやショールーム巡りをして、忙しかったけど充実していたし、とても楽しかったです。出来上がりに納得してます!」
洋室の壁を取ってリビングダイニングにつなげて広くなったところに、対面式のオールステンレスキッチンを希望。アートやお気に入りを飾りお部屋全体を演出。
家具の大きさも前提で建築士と打ち合わせをしてレイアウト。フローリングの色は最後まで迷ったそうだが、購入する北欧家具に合わせてすすめられたというホワイトエイジング仕上げの床材。
外から見えない奥位置につくったパントリー。調味料や食材のストックのほか、ごみ箱も収納できるので、キッチン周りがスッキリ。
インテリア好きの奥様がディスプレイした飾り棚のあるキッチン背面のカウンター。ゆとりを感じるLDK空間を演出。日常使いの食器はカウンターの中に収納。
取り外せないインターホンは、ニッチを作りシルバーのカバーで隠し、使用しないときは見えないようにした。こだわった塗装風クロスを貼った壁やインテリアを壊さないトータル感。
海外の事例写真を参考に、木パネル貼りにしたウィンドウベンチ風の出窓。在宅ワークをしている旦那様が気分転換に読書をすることもあり、家族の寛ぎスペースとなっている。
塗装にしたかったという壁は、予算オーバーしたのでコストダウンを相談したひとつ。クロスの凸凹が好きではないので、なるべく塗装風に見えるクロスになって良かったそう。
旦那様が希望した書斎スペースと蔵書をしまえる本棚。今まではカフェで仕事をすることも多かったそうだが、集中できる書斎ができたことで家にいる時間が圧倒的に長くなったという。