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リノベを考えた時から、完成イメージ、物件や専門家リサーチを経て完成までを記録として残しているそう。もうこれは宝物。
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
設計、施工、監理を担当
「何十年も暮らす家なら、自分好みの家にデザインしたい。いつかは中古マンションを購入してリノベーションをしよう」と以前から考え、気になる事例の写真を集めていたという。
様々な事例写真を見てキッチンはモールテックス仕上げが気に入り、仕上げのニュアンスまで自分好みを吟味。その中で一番のお気に入りだったというインテリックス空間設計の事例がきっかけで相談会に訪れたという。
マンションは、立地や路線を実際に歩いて、気に入ったエリアから中古物件を探し、購入前に相談会に訪れると、
「この家で何ができるかを具体的に教えてくれました。私がどうしたいのかを丁寧に聞いてくれるので、安心してお任せできました」
リノベーションをするなら壁は白、フローリングは埃や髪の毛が目立たないような色と、具体的に想像しながら、家具もリノベをする想定で買い揃えていたという。
プランを進める中でも将来を見越した工夫が。
「20年後、仮住まいが必要になるようなフルリノベーションをするエネルギーはもうないと思う」とH様。
広く作ったLDKだが、将来、個室を増やしたくなるかもしれないと考えられ、リビングとダイニングの間に壁が建てられるように下地処理を行い、照明のスイッチとTVアンテナは2か所に設置してある。
以前から集めていた写真などを、リノベをするにあたって一冊のスクラップブックにまとめ、完成するまでのすべてを記録されたという。
まずは、気になるインテリアの写真や事例の写真から始まり、「イメージが違う」「これはNG」なども一緒にスクラップ。その後、ショールームなどで選んだ扉やタイル、決定した設備のカタログと時系列でまとめられた。
「好みがスムーズに伝わりやすい上に、何が決定し、今はどれで悩んでいるかなど進捗もとてもわかりやすかったので、スクラップブックを作るのはオススメです。
それに設備のカタログを何年も取っておくのは大変ですが、1冊にまとめておけば故障した時にメーカーや型番などが探しやすく便利だと思います」とH様。
無機質な感じのデザインでまとめたかったというH様が希望されたモールテックス仕上げ。事例で見たような、よりシャープな印象の仕上げに。ネイビーのリビングドアがワンポイントで効いている。
将来リノベを行うなら壁は白、フローリングは埃や髪の毛が目立たない、濃くも薄くもない中間くらいの色と決め、家具計画も合わせて購入していたH様。フローリングはチェリーにした。
今回購入した家具はキッチンカウンター下のキャビネットのみ。オープン棚板の色を合わせたので造作したかのような仕上がりに。
収納を一か所にまとめ、これ以上家具を増やしたくないと考えて大容量のクローゼットを配置。入口は引き戸にして開けたままでもスッキリ。風通しも良いので、湿気もこもりにくい。
洋服だけではなく本棚も収まるサイズ。LDKと寝室の間にあり、どちらにも通り抜けられるウォークスルータイプなので家事動線もラクで、取り出しやすくしまいやすい間取りになっている。
長細い白いボーダータイルに、グレーの目地を使ったタイルデザイン。汚れが目立たないようにするために使ったグレーの目地材だが、シンプルでおしゃれに仕上がった。
家事グッズや雑貨をしまう収納は廊下に。充電式掃除機を使うので、収納内に充電用のコンセントを設けることを希望したそう。
機能面ばかりを気にしていたら、建築士さんが“トイレのライトぐらいは遊んでみてはいかがですか?”と提案をされておススメされたという真鍮のライト。好みに合ってとても気に入ったので、ペーパーホルダーやタオルハンガーもテイストを合わせた。