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設計、施工、監理を担当
息子さんの独立で暮らし方が変わったのを機に、25年過ごしたご自宅のリノベーション。
配管の施工などは目に見えないので、施工件数が多く信頼できそうと思ったインテリックス空間設計を訪問。
さらに最初に提案された回遊式の間取りに、想定外ではあったけれどワクワクしたと振り返る。
全体に木の色みと風合いを大切にした落ち着いたトーンを希望。リビングから個室、廊下まで統一させたウォルナットのフローリングに合わせて、建具をはじめとしたインテリアをまとめていった。
個室は納戸のように何でも気軽に収納しておける部屋と、夫婦それぞれの寝室の3LDKを希望。寝室と納戸をつなげて行き来する空間を利用する形で、ワークスペースを設けた。
それまで北側の部屋が寒くて結露がひどかったのが悩みだった。
今回スケルトンリノベーションをするのでしっかりと手を入れようと思い、断熱材とインナーサッシにもコストを惜しまなかったとか。
長年悩んでいたのが嘘のように、非常に暖かくなりエアコンは冬でも19℃設定。暮らし心地が良くなったそうだ。
建築士と担当者の経験と知識を信じ、まずは好みや要望を何でも言ってみるという姿勢で臨まれた。
だからこそ、予算内でより良いものが提案された上に、好みと異なる見当違いな提案はまったくなかったと振り返る。
全体にトーンが統一されてすっきりとしながら、年輪を重ねたご夫婦にふさわしい品を感じさせる仕上がりとなった。
ウォルナットのフローリングに合わせたデザイン。間接照明はやわらかな光も選べる調光・調色付き。天井にはダウンライトを配したので、天井が高く、部屋が広く感じられる。
リビングとダイニングキッチンを分ける淡いグレーのアクセントクロスは建築士が提案。キッチンの腰壁に使われたモルタル調のクロスと相まって、水回りにモダンな印象。
食器や家電、ゴミ箱までスッキリと収まる、キッチン背面の大容量収納。中が見えにくいスリガラスを使ったことで、部屋に圧迫感を与えないのがうれしい。
窓があって明るいので納戸だけで使うのは惜しいと、建築士がカウンターを設けることを提案。現在は読書スペースとしても使い、気分転換を図れる空間に。
寝室と納戸をつなげて行き来する空間を利用する形で、ワークスペースを設けた。背後に棚があるが、両脇に抜けがあるので窮屈さは感じず、非常に集中できる空間になったとか。
スケルトンリノベーションでしかできない断熱材とインナーサッシを導入。エアコンの効きが明らかに変わり、結露に長年悩んでいたのが嘘のように、暮らし心地が良くなったそう。
シックなモスグリーンのクロスで上品な仕上がり。おこもり感があって、心地よい空間となっていた。