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設計、施工、監理を担当
14年前に新築で購入して数年暮らした後、大阪に転居することになり、しばらく娘さん家族に貸していたというご自宅マンション。またここで暮らすにあたり部分的にリノベーションを行った。
「もともと暮らしていた家なので、リノベーションをしたいところも明確でした」というご夫婦。プランの打ち合わせは数回上京して行い、設備選定は大阪のショールームを回られたという。
料理上手な奥様のために、一番こだわられたのがキッチン。
物件を購入するときに、コックピットのようなコの字型キッチンが気に入ったそうだが、調理家電を並べるには手狭だと思われていたとか。
「使い勝手を良くしたいと相談したら、手持ちの家電を聞かれ、壁際にいろいろと置ける大きなカウンターを提案してくれました。キッチン全体も作業スペースもグンと広くなり使い勝手が良くなったと思います」
好みの見た目は変えずに、スペースを少し広くして対面式キッチンを設置。窓側と背面は調理家電を置いても十分な作業スペースがあるキッチンカウンターとなり、窓際のカウンター下はオープン棚にして、それまで外に出ていたゴミ箱も収納できたのですっきりしたという。
暮らし始めてから、アフターサービスを実際に利用してみてさらに感動されたとM様。
「明らかな施工不良ではない限り対応してもらえないと思っていました。でも、暮らしてから気になったことをとりあえず相談すると、すぐに対応してくれました。施工に責任を持っているのだなと感じて、さらに信頼感が増しました」
予算と何をしたいかを伝えたら、それを叶えるデザインや設備を提案してくれ、時間的制約のある中で効率的に進められたのが良かったと振り返る。
「浴室の鏡は不要ではないか、棚やラックはマグネット式を後付けできる...など、最近の住宅設備の考え方や、便利で使い勝手の良い商品情報をたくさん教えてもらいました」
リノベーションで大枠が整ったので、細部はホームセンターなどでいろいろと仕入れて、楽しみながら手を入れていきたいと考えているそうだ。
料理上手な奥様のために一番こだわったキッチン。物件購入の決め手となったお気に入りのコの字型キッチンの形状は残しながら、対面式キッチンにしてスペースを広げ使いやすくした。
使い勝手だけではなく、掃除のしやすいフロアタイルの床にしたり、食器棚を置かなくてもいいようにカップボードや吊戸棚で、できる限り収納を増やすようにプランした。
猫たちのベッドやトイレ、餌場としているLDKに隣接する洋室。普段は扉を開けっ放しにしているので、自由自在に歩き回っているそう。
来客時はLDK隣の猫たち部屋を閉め切るそうだが、人の気配があるほうに出たがることを建築士に話すと、扉の下部に大きな窓を設けてリビングをのぞけるようにしたらと提案されたそう。
地震で倒れるリスクのある背の高い家具は猫たちにも危険なので壁面収納にした。テレビの後ろなども猫たちにとっては居心地のよい場所になっていた
トイレだけは数年前に娘さんが交換したので既存利用となったが、洗面・浴室は新規設備交換をした。シンクの大きさはあまり変わらず、洗面台脇に収納が増やせたのは良かったそう。