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みんなのフロア ダイニングキッチン
大きさや形が違う複数の窓がある部屋だったため、既存の２つの窓を一続きの枠で囲み大きな窓のようにまとめ、ゆったりした雰囲気をつくっています。 写真：西川公朗
プライベートフロア ライブラリー
２階は５人家族の個室や納戸が集まるプライベートフロア。細長い建築の中に５人分の個室を並べると廊下しか残らなくなってしまうところを、家族の本を集めたライブラリーを通路にすることで、本を介したコミュニケーションを生み、長い動線を楽しめる仕掛けをつくりました。 写真：西川公朗
プライベートフロア ライブラリー
３階のみんなのフロアへ行く際にもライブラリーを通るため、家族全員がいつも触れる場所になります。壁を少し傾けることで、本がよく見えるようにするとともに、狭い通路の圧迫感を軽減しています。斜めの壁の裏側は籠れる個室。 写真：西川公朗
エントランス（夕景）
駐車場だった１階を内部化し、将来小さなお店をひらける土間スペースにしました。入口の引戸の外に半屋外空間を残し、道路から少し距離をとることで落ち着ける土間スペースになりました。半屋外の土間にはベンチや植物を置いて内外を繋げる空間になります。 写真：西川公朗
外観
外観 築年数が浅く外壁の状態はよかったので外壁はそのままに、エントランスまわりの壁やドアを改修しました。街のイメージや１階で将来小さな飲食店を営みたいという要望から、やさしい風合いのモルタル壁と木製引戸にしました。 写真：西川公朗
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設計、監理、インテリアを担当
東京都心部、細長い敷地に建つ鉄筋コンクリート造の住宅のリノベーションです。
周辺は現在はビルやマンションが立ち並ぶ地域ですが、江戸時代からの町割りや地名を残した歴史ある街で、クライアントもこの街の文化に魅力を感じ中古住宅を購入し、５人家族の住まいとしてリノベーションしました。
既存のモノトーンで冷たいイメージの内装から、コンクリートの風合いを生かしながら木を使ったやさしい空間へ、クライアントの暮らし方に沿う住まいに生まれ変わりました。
■異なる特徴の３層のフロア
コンクリートで区切られた３つのフロアをそれぞれの環境に合わせて再構成しました。１層目、グランドレベルは歴史ある街へとつながるフロアとして、かつて駐車場だったスペースを屋内化して広い土間としました。以前の住まいのキッチンを移設し、子育てが一段落したら小さなお店を開けるようにしています。
２層目は家族の個室と納戸が集まるプライベートフロア。細長い建築で５人の個室を並べると廊下しか残らなくなってしまうところを、家族の本を集めたライブラリーを通路にすることで、本を介したコミュニケーションを生み、長い動線を楽しめる仕掛けをつくりました。
３層目、最上階は勾配屋根やハイサイドライトを活かした、明るく開放的な家族みんなの場所。ばらばらに配置されていた既存の窓を木枠や家具によって秩序を与え、光が広がる伸びやかな空間としました。さらにその上部のロフトは３階から天井が繋がるように開口を開け、離れのような和室にしました。
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３階は光が入る明るい家族のフロア。３方の窓を望め、フロア全体を見渡せる中央にキッチンを配置しました。 写真：西川公朗
３階は光が入る明るい家族のフロア。３方の窓を望め、フロア全体を見渡せる中央にキッチンを配置しました。 写真：西川公朗
キッチンからダイニング、リビングへ、ひとつづきの家具が部屋のまとまりをつくります。 写真：西川公朗
キッチンからは３方の窓が望め、時間ごとに光が変化していきます。 写真：西川公朗
大きさや形が違う複数の窓がある部屋だったため、既存の２つの窓を一続きの枠で囲み大きな窓のようにまとめ、ゆったりした雰囲気をつくっています。 写真：西川公朗
キッチンと水廻りの間にある、PCや書類の置けるワークスペース 写真：西川公朗
既存のロフトスペースを畳敷きの離れにしました。開口からはダイニングを見下ろせます。 写真：西川公朗
２階は５人家族の個室や納戸が集まるプライベートフロア。細長い建築の中に５人分の個室を並べると廊下しか残らなくなってしまうところを、家族の本を集めたライブラリーを通路にすることで、本を介したコミュニケーションを生み、長い動線を楽しめる仕掛けをつくりました。 写真：西川公朗
３階のみんなのフロアへ行く際にもライブラリーを通るため、家族全員がいつも触れる場所になります。壁を少し傾けることで、本がよく見えるようにするとともに、狭い通路の圧迫感を軽減しています。斜めの壁の裏側は籠れる個室。 写真：西川公朗
子供達の３つの個室が集まる場所には本が集まります。 写真：西川公朗
ライブラリーの本棚壁の向こう側は子供たちの小さな個室。 写真：西川公朗
中庭からの光が奥まで届くバスルーム 写真：西川公朗
街のイメージや１階で将来小さな飲食店を営みたいという要望から、駐車場だった１階を内部化し、土間スペースにしました。 写真：西川公朗
駐車場だった１階を内部化し、将来小さなお店をひらける土間スペースにしました。入口の引戸の外に半屋外空間を残し、道路から少し距離をとることで落ち着ける土間スペースになりました。半屋外の土間にはベンチや植物を置いて内外を繋げる空間になります。 写真：西川公朗
将来小さなお店になる土間スペース。 奥には以前の住まいから移設したキッチンを設置し、小さな飲食店ができるようになっています。 写真：西川公朗
将来小さなお店になる土間スペース。お店を開くまでは、自転車やアウトドア用品を置いたり、運動や接客などに使われます。 写真：西川公朗
外観 築年数が浅く外壁の状態はよかったので外壁はそのままに、エントランスまわりの壁やドアを改修しました。街のイメージや１階で将来小さな飲食店を営みたいという要望から、やさしい風合いのモルタル壁と木製引戸にしました。 写真：西川公朗
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