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設計、施工、監理を担当
相続した実家をスケルトンにして全面リノベーション。在宅でも仕事をされるので映像制作に打ち込める猫たちが入れない作業スペースと、2匹の愛猫たちを眺めながら仕事ができるセンターデスクをご提案。状況によって使い分けられる2つのワークスペースで、在宅での仕事をスムーズに進められるよう配慮しています。
ご自身の実家であるマンションをご両親から相続したので、2匹の猫たちとともに暮らしやすい家にしたい。また集中力を要する映像制作の仕事を自宅で行うため、作業に打ち込めるスペースも確保したいというご要望です。
仕事に打ち込める独立型の仕事部屋と、遊ぶ猫たちを眺めながら仕事ができるLDKの中のセンターデスクと、2つのワークスペースをプランしました。
ダイニングテーブル兼ライトワーク用のデスクを造作し、壁付キッチンと並行させ、アイランドスタイルに配置。ここを中心に家全体を回遊できるよう設計ししました。対面にはテレビボードとキャットステップ&ウォークをタモ材で造り、モールテックス仕上げの壁面に温かみをプラスしています。デスクからも、ソファからもテレビと遊ぶ猫たちが眺められるようになっています。集中できる独立型の書斎は猫たちからも隔離でき、かつ、寝室・玄関側からもアクセスが可能。部屋を切り替えることで集中と休息、くつろぎを自由に選ぶことができます。
造作されたテーブルから部屋を見渡せるおかげで、猫がそれぞれお気に入りの場所を見つけて寛いでいる姿を眺めて過ごせます。多くの時間を家の中での仕事に費しているため、気分のスイッチをしながら仕事ができる間取りをご提案いただきました。自分のライフスタイルにとてもフィットした住まいとなり、大変満足しています。
アイランドキッチンのポジションに配置したのはステンレス天板の造作デスク。簡易的な仕事も、食事もここで済ませられます。LDKはキッチンを壁付けにしてデスクを中心に回遊性を持たせています。キッチンの色は黒で統一し、フラップ式の吊戸と無垢材のオープンシェルフをバランスよく配置し、生活感を排除しています。
キッチンの作業台兼ダイニング兼ワークデスク。3wayの造作テーブルは愛猫もお気に入り
ダイニングテーブル兼用のデスクの前が一番楽しいというポジション。リビングの2面を使って設けたキャットウォークで、自由に遊んでいる猫を見るだけで癒されると嬉しそうにお話ししてくれました。間取りのプランニングでは、寝室、仕事部屋以外のスペースをまとめて広いLDKを実現しました。
壁付キッチンにアイランドスタイルのデスクを組合せ、2列型の使い勝手をプラス
キッチンと平行に配置した大きな造作デスクは、天板をステンレスにして2列型キッチンの作業スペースとしても使えるようにしています。同時にダイニングとして、また、コンセントを備えて簡易的なワークデスクとしても活用できるよう配慮しました。ここに座ればTVはもちろん、2匹の愛猫が遊ぶ姿を眺めることができ、癒しの時間を過ごせます。
集中できるワークスペースを扉で区切って設け、愛猫たちがいたずらしないようにしています。
玄関横のスペースを区切り、集中できるワークスペースを造りました。机と棚は梁下のスペースに合わせて造作し、スペースに無駄が出ないようにしています。隠せる収納も用意し、機械類も収納できるようにしました。
ダブルサイズのベッドにモニターを備え、梁下にはクローゼット用のバーを設置しました。仕事部屋とLDKへは引き戸で接し、開け放てば回遊できるように計画しています。また、通気性に配慮し、廊下側には室内窓を設けて南北へ風が通るようにしました。
収納するものもあまり多くないのでシンプルに整えた洗面室。ランドリースペースの機能も備えています
引出し式の洗面台に入れ替えました、洗濯機上には吊戸を設け、洗濯物をかけられるハンガーバーも設けています。洗面室もモノトーンで揃えました。
男性の一人暮らしなので水撥ねがが抑えられるアラウーノをご提案しました。壁は淡いグレーにして、1面をダークグレーのアクセントウォールに。ペーパーホルダーも黒にして、モノトーンの空間に統一しました。