家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
設計、施工、監理、プロデュース・コーディネート、インテリアを担当
インテリアやファッションが好きな施主様ご夫婦。
休暇にはホテルステイを楽しまれるなど
「自分たち」の美意識をお持ちです。
住み替えを検討されていましたが、
窓からの借景やロケーションの良さからリノベーションを選択されて
自分たちらしい家にするための計画が始まりました。
entrieのショールームをご覧いただいたことをきっかけに
ご提案した図面とお部屋のイメージがマッチしたと
「この空間が実現できるなら」とご依頼をいただけました。
デザインにもこだわりをお持ちでしたし、
どんな暮らしがしたいのかのイメージもお持ちでした。
具体的なご要望としては大きく2つ。
■大きなウォークインクローゼットで
好きな洋服をゆったり選ぶ時間を楽しみたい。
■ワイドなリビングは広くて明るいものの、
横長すぎて上手く活用できていない。
当初は2倍くらいの広さのWICを希望されていましたが、
全体の広さやほかの要素との兼ね合いで、
打ち合わせを重ねながらウォークスルークローゼットに
落ち着きました。
横にワイドなリビングは寝室を設けることでちょうどよい距離感に。
完全に壁で仕切らずに意匠性の高い壁を造り
その両側を開放することでリビングの明るさも従来通り。
照明計画は毎日の暮らしを豊かに楽しんでもらえるように設計しました。
リビングと寝室とがつながった間取は
最初は生活空間としてはどうなのかと心配もしましたが、
私たちの生活リズムを踏まえた提案だったので
「きっとそんなに気にならないだろう」と決心しました。
実際全く問題なく、大満足です。
リノベーションの完成が年末だったので
引っ越ししてすぐに予定していた旅行があり、
2人で「行きたくないな」「もっと家にいたいな」と
思いながら出かけたものの、
帰宅して「やっぱりここが一番いい」って実感しました。
天井を照らす照明とペンダントライトで柔らかく心地よい雰囲気に。
意匠性の高い壁の向こう側は寝室。横長すぎて使いきれていなかったリビングがちょうどよい距離感に。壁の両サイドを開放することでリビングが暗くなることもありません。
日中の採光はもちろん視線が抜けることで奥行き感も感じられます。
90度向きを変えたキッチン。ワイドリビングの奥行き感を楽しめる向きになり、背面収納も「見える」を意識した統一感ある仕上げに。生活感の出やすい冷蔵庫は奥に配置しました。
施主様の生活リズムを踏まえた上で、リビングと寝室を仕切る壁の両サイドを開放したホテルライクなレイアウト。
リビングと寝室を分ける魅せ壁はサイドのデザインにもこだわりました。必要に応じて可動扉を引き出してリビングと完全に仕切ることもできます。
カラーコーディネートで落ち着いた空間に。よく眠れそうです。
奥様一番の要望だった大容量のWIC。寝室から洗面室につながるウォークスルーにしたことで使い勝手も抜群。ゆったりと洋服を選べる時間を楽しめます。
洗面室を通りぬけると書斎に。洗面室であると同時に通路としての機能も持っています。元々あった窓を洗面室と書斎の両方で使えるように計画。写真左側がウォークスルークローゼット。
小さなスペースではあるものの2面に窓がある明るく使いやすい空間。ダクトレール照明はリモート講演のあるお仕事上 とても便利だそうです。
土間と廊下は同じタイル仕上げ。空間が広々感じられます。
視線が抜けるガラスのリビングドアで解放感いっぱい。