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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネート、土地・物件探しを担当
交通の便が良い賃貸に住んでいた施主様ご家族
思い通りにできるけれどコストがかさむ注文住宅と
自由度には制限がある建売住宅の間でお悩みでしたが
SNSで中古マンションリノベーション事例を見かけたことをきっかけに
リノベーション前提の物件を探し始めていらっしゃいました。
今回は物件探しからお手伝いさせていただきました。
奥様はピアノ、ご主人様はギターを演奏されることで
ご希望の防音室をどのようにレイアウトするのか
たくさんのご要望をどのようにプランに盛り込むのか
こちらもワクワクしながら、
一緒にお住まい創りをさせていただきました。
賃貸にお住まいの時に不便を感じていたことを全部書き出したという
理想のリストをいただきました。
■楽器を演奏するための防音室
■窮屈で二人で並んで靴が履けなかった玄関は広くしたい
■ランドリールームが欲しい
■クロスや建具の色合いにこだわりたい
初回の打ち合わせ時にご要望をまとめたExce3枚に及ぶ
熱い思いを受け取りました。
構造上できないことはもちろんできないことを伝えた上で
すべて叶えられるように工夫を凝らしました。
機能的であることとデザイン性や予算とのバランスを意識して
コストはかかるけれども防音室や外国製の食洗器はと入りれるが、
床はフロアタイル。
でもあえてフローリングにはない色を選ぶ。
などメリハリのあるプランになりました。
お願いした要望がかなり多く「ダメもと」と思っていました。
どれかをあきらめてくださいという提案になるかと覚悟していたら
ほぼすべてを叶えられるプランを最初から提案してくれました。
感激しました!
自分たちと同年代であるentrie担当者が 絶対に「No」と言わずに
こちらの要望を叶えようと工夫してくれる姿勢を見て
自分もこのように仕事をしたいと思わせてくれました。
提案いただいた間取図は額に入れて飾っています。
キッチンからリビング全体が見渡せます。
ここでよく二人で過ごしているとお話しの施主様。防音室で壁が厚いせいなのか暖房を入れなくても暖かくて落ち着くそうです。
もとキッチンがあったところを防音室に。防音性能があるとはいえ近隣に配慮してマンションの真ん中に。上下に関しても居室ではない位置がベストと配慮した結果です。
寝室のクローゼットはあえて扉のないオープンスタイルに。しまいやすく出しやすいうえにアクセントクロスも映えて言うことなし!
洗面室とは別にランドリールームを設けました。洗って、干しての動線がスムーズです。
土間スペースを拡張したシューズクローク。窓を活かした明るい空間が気持ちいい。
シューズクロークからの採光で玄関も明るく。斜めに切った框で省スペースと広がり感を両立。