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設計、施工、監理を担当
ご両親から譲り受けたご実家を、今の家族の暮らしに合わせ、そして次世代へと繋げられるよう、リノベーション。
家族のコミュニケーションの場となるLDKを明るく、開放的な空間に。
一方で既存で活かせるスペースやパーツを再利用して、思い出を残しながら、上手にコストコントロールしています。
戸建ての寒さを解消するために断熱改修も実施し、これから先も長く快適に、そして次世代へと受け継いでいけるお住まいになりました。
お子さんの小学校入学を機に、お父様から譲り受けたご主人が育ったご実家への住み替えを検討。ご相談いただきました。
<リノベーションのご要望>
・1階のLDKをより使いやすく、開放的な空間にしたい
・今も将来も家族がワクワク楽しく暮らせる家にしたい
・思い入れのある既存の建具を再利用したい
・戸建て特有の冬の寒さを解消したい
●家族が集まり、暮らしを楽しめるLDK
分断されたリビング・ダイニング・キッチン、そして南側に面していた和室を繋げて、明るく広々としたLDKに。キッチンはリビング・ダイニングと対面になるよう配置して、家族を見守り、家族とのコミュニケーションを楽しめるようになりました。
●既存を活かして思い出を残しつつ、予算もコントロール
モダンな作りだった玄関周りは既存を活かし、リビングへつながるドアも再利用。段差の原因になっていた見切りはなくしてバリアフリーにすることで、思い出を残しつつも長く安心して暮らせるお住まいになるよう工夫しました。既存活用で予算をコントロールし、その分内装や住宅性能にしっかりと予算をかけることができました。
●性能向上で快適に暮らせるお住いへ
これまでマンションで暮らされていたご家族にとって戸建ての1階は冬の寒さは懸念点でした。そこで、1階の壁に断熱材を充填し、窓にはインナーサッシも設置。冬でも家族が心地よく過ごせるようになりました。
「リビングを広くしたことで、風通しがとても良くなりました。ソファに座りながら映画を観ていると、時折気持ち良い風が通る瞬間がお気に入りです」
「家が心地よくなると、毎日が楽しくなる!シンプルだけど、大事なことだと気づきました」
ご自身が育ったご主人のご実家への思いや一緒に暮らす家族のご希望をじっくりと伺い、その思いを汲み取ってプランに反映させていきました。
お施主様はいくつかのリノベーション会社さんにご相談され、プランとお見積りを比較・検討。
その中で、プランに思いが反映されていること、見積もり額も一番良心的で自分たちにフィットしている、とリノままを選んでくださいました。
分断されていたキッチン、リビング・ダイニング、和室を繋げて、広々としたLDKに。
「ちょっとお母さんに聞いてくる」そんな会話が聞こえてきそうな家族の時間。
リビング入り口のドア(写真左)は既存を再利用。段差になっていた見切りをなくして、バリアフリーに。これから長く住まうための工夫。
構造上撤去できない柱は表しにして、既存の建具と似た色で塗装。空間に違和感なく馴染んでいる。
リビングの奥には書斎をレイアウト。リビングと書斎を間仕切りするパーテーションは幅も高さもバランスよく作り、窓からリビングに届く光を遮らないようにした。
リビング奥の書斎スペース。パーテーションで仕切っているので、リビングにいる家族の気配を感じながら仕事にも集中できる。
キッチンはL型を採用。一面がダイニングに対面していて、リビング・ダイニングにいる家族とコミュニケーションを取りやすく。「好き」を体現した壁面タイルもお気に入り。
モダンな玄関は既存を活かし、正面の収納部分のみ改修。実家の面影を残しながら、より使いやすい玄関ホールに。
洗面は既製品の立ち上がりにモザイクタイルを貼ってオリジナリティをプラス。LDKと同じアフリカを思わせるタイルの色使いがこだわり。
戸建て特有の寒さを解消するため、壁に断熱材を充填。窓にはインナーサッシを設置。1年を通して快適に暮らせる住まいを実現