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【旅、ロードバイク、カメラ。“好きなもの”そのままを飾る1LDKプラン】
「物件は半年くらいかけて40~50件は探しました」とおっしゃるお施主様が見つけたのが、ここ東京都品川区の一角に佇む築25年の中古マンションでした。
関西圏からの転居先としてCuestudioと一緒に選んだのは、トップライトからの太陽光がメゾネットの天井高空間にくまなく広がる、いつでも明るい1LDK空間。
初めて訪れたとき「びびっときた」と一目惚れ。
リノベーションではその高さを生かすように、バーチ材のグリッド棚を壁一面にあしらいました。
画一的にならないよう、目線の高さには家電製品が収まるよう棚の寸法をあらかじめ調整し、上部は旅行好きのお施主様が世界各国で集めた記念のものやヴィンテージカメラなどがディスプレイされています。
グレーの漆喰で仕上げた梁がアクセントとなり、板張りの天井が空間全体をやさしくします。
それらを際立たせるように、こだわりのコーブ照明(光を天井に反射させる間接照明)の明かりが部屋全体を均一に照らし、メゾネットのベッドルームからはまたちがった印象を感じられる演出となっています。
照明の取り付けられた垂れ壁を、あえてざっくりとコテ感を残した漆喰塗りにすることで、素材の変化や陰影の表情を楽しむ工夫もなされています。
床は既存を使用するなど、コストを上手く調節しながらトータルバランスを整えているのも特徴的です。