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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネートを担当
築39年マンション、ご夫婦のリノベーションです。LDKのどこからでも見えるラーチ合板のWTC(ウォークスルークローゼット)スペースは、存在感抜群で、空間全体にメリハリを生んでいます。
玄関からつづく土間の左右どちらからでも回りこむことができ、リノベーションならではの回遊性も備わっています。
幼少から住んでいたご実家を受け継ぎ、新たな住まいとしてリノベーションしたM様ご夫妻。デザイナーを営むM様は、かつて「自分たちの事務所をDIYリノベーションした経験があり、ある程度のイメージはできていました。」といい、予算感やデザインなども含め、常にリノベーションを身近に感じていました。
「築古でしたから、もともとは結露や寒さなど、住環境を良くしたいという希望からこのようなアイディアになりました。結果、面白い住まいになったのだと思います。」
おかげで風通しや日当りが良くなり、「別の家に引っ越したかのよう」だと仰います。
「合板と土間がメインとなっているので、あとの部分は徹底的に省けるところは省き、簡素化に努めました」と、これまで永く住み続け、これからも住み続ける上で、極力シンプルなデザインに抑え、インテリアやファブリックなどで変化をつけていけるように、「やり過ぎない」こともポイントだったと仰るお施主様。
かつての家と比べ、格段に人を呼ぶことが増え、家にいる時間が増えたというお施主様。
リビングスペースは、キッチンと洋室の仕切りを取り払い、約18.4帖の大きな集い空間となりました。
玄関側の洋室はWTCと土間スペースに変え、ここが現在の主なワークスペースとなっているそう。
ラフさとシンプルさが好いバランスで同居する夫婦のSOHOリノベーション住まいです。