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設計、施工、エクステリア(庭・外構)を担当
〈オークの木の温もりに包まれた、家族のための戸建てリノベーション〉
奥様のお祖母様がお住まいだった戸建て(鉄筋コンクリート造)をリノベーションしました。老朽化していた床下やサッシなどを一新、断熱材や床暖房も設置して、安心して長く住まう家に。家族が自然と集まれる、明るく開放的な住まいが完成しました。
◎お客様からのご要望
◯明るく開放的な通気性の良い家にしたい、ウッドデッキもつくりたい!
◯子ども部屋の位置は、リビングを通って入る間取りにしたい。
◯自分たちの暮らしに合った収納や導線で、暮らしやすい住まいにしたい。
◎設計ポイント
◯風の通るリビングから見える、ウッドデッキ+ルーバーのお庭。
◯ゆくゆくの子ども部屋は、リビングinの形で自然と会話が生まれる住まいに。
◯在宅勤務のためのワークスペースや、回遊導線も取り入れたウォークインクローゼットを設置。
リノベーションを終えて、マンションから戸建てにお引越しされると生活面で新たな気づきもあったそう。
奥様「ここに引っ越してきてから、朝、鳥の声が聴こえてきたり、雨の音に気付いたり、自然の音を耳にすることが増えました。以前住んでいたのは、近くに国道がある防音対策のしっかりしたマンションだったので、周りの音はいろんな意味で気付きにくくなっていたのだと思います。お庭の草むしりは大変だけど、自然を身近に感じられて、暮らしが豊かになった気分です。これからは、ハーブを育てて虫除け・湿気対策をしたり、周りのお家からの目隠しにもなる蔦を育てたり、ガーデン計画を進めていきたいです!」
仲良し家族のあたたかな住まい。これからもご家族に寄り添って、お子様の成長を見守ってくれますように。
暮らしやすさをじっくり検討し、センターダイニングの間取りで、ご家族が自然と集まりやすい空間ができました。
白を基調としたシンプルなインテリアの中で、アクセントになっているのが、キッチンの板張り天井。フローリングと同じく、お気に入りのオークをセレクトしました。ダイニングテーブルも色味を合わせて選んだので、素材と家具に統一感のあるコーディネート。オークの温もりが優しい、ほっとするリビングダイニングになりました。
キッチンはぐるっと回れるアイランドに。隣にはリビングで気軽にデスクワークもできるようワークスペースを設置、その頭上には、小さなお仏壇を置ける造作棚もつくりました。
奥様「まだ引っ越してきて間もないので、ようやく片付けた!という段階。キッチンの壁に絵を飾りたいなーとか、これからじっくり時間をかけて、インテリアやお庭のことを考えていきたいです。」
窓からのぞいているのは、今回製作したウッドデッキ+シェード+ルーバー。以前のリフォームで増築していた部分を思い切って解体し、広々とスペースを取りました。(before、afterの図面をご参照ください。)リビングと一体感のある距離感で、涼しい時期には室内にいる家族を感じながら、まったりと過ごせそうなお庭です。
将来の子ども部屋はリビングの中につくりました。室内窓の向こうのお部屋です。これは、設計当初からの旦那様のこだわり。お子様が大きくなってからも、リビングを通って部屋に入っていく導線なので、自然と家族の会話が生まれやすい間取りです。
旦那様「今もこの先も、子ども部屋はリビングに近い方が子育てしやすいと考えています。今は保育園に通っている娘ですが、リビングの隣を子ども部屋にしたことで、おもちゃの片付けがしやすいですし、外出の際の着替えもスムーズにできます。」
室内窓があることで、自然光・風通し対策もバッチリで、何よりリビングから声が届きやすいという、いいことづくしです。
玄関で特徴的なのは、入って左側の引き戸を開けると、直接ウォークインクローゼットと繋がっているところ。生協からの食材やAmazonで買うお水のストックなど、玄関に届いた荷物をそのまま室内に入れて保管できるようになっています。設計当時は、ファミリークローゼットもしくはパントリーとしての目的でつくった部屋ですが、現状は生活に使うもの全般、掃除機なども置いているそう。各部屋につながる中心の位置にマルチに使える収納があることで、生活全体が便利になるんです。