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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネートを担当
所有していた築31年のRCの家に
二世帯で住むためのご相談をいただきました。
元々二世帯仕様の建物でしたが、
基本的に水廻りは共有するスタイルにして2階は広々LDK に間取変更。
屋根裏部屋を将来はこども部屋にもできるロフトにするため
ハシゴではなく階段にしたいということが大きなご希望でした。
階段にするためにはスペースが必要ですが、
オープン階段にすることで腰かけて過ごせる団らんのアイテムとして活用。
視線が抜けて開放的であることと、
ロフトに入る子供たちの気配も感じられて
仲良しご家族にぴったりのお住いになりました。
■断熱と耐震をしっかりやりたい
■バリアフリー
■LDKは2階に
■浴室と洗面は1階に
■室内干しができるように
■ロフトへの昇り降りは階段で!
屋根裏部屋を居心地の良いお部屋にするために
断熱対策に力を入れました。
天井の断熱対策はもちろん、
他のお部屋でも大きな窓をサイズダウンして西日対策にするなど
これから先一年を通して快適に暮せるようにすることを大切にしました。
大きな窓の方が気持が良いという固定概念にしばられず
快適に過ごすための工夫を追求しました。
2階からロフトへの階段はオープンスタイルにすることで
空間を断絶することなく広々感じられるようにしました。
LDKの中の目立つ部分になる階段ですので、
デザインやカラーリングにもこだわって
お部屋のアイコンになる様な仕上りを目指しました。
ロフトは子ど部屋にするまではあまり使わないかと思っていたら
子どもたちがすぐに気に入って良くロフトで過ごしています。
夏の暑さが心配でしたが、断熱対策をしっかりしてもらったので
快適に過ごせています。
構造上抜けない柱とオープン階段がお部屋の素敵なアクセントになっています。LDKの内装は白とベージュのバランスを取りながら単調になりすぎないようにコーディネートしました。
ロフトにいる家族の気配が感じられます。構造上キッチンの吊戸棚がつけられなかったために、キッチン隣に収納スペースを設けています。
写真正面の窓は西日対策のために大きくサイズダウンして高窓に。換気と採光に必要な最低限のサイズにしています。壁が増えることで家具の配置も選択肢が増えました。
既存の屋根裏を活かしてロフトを設けました。将来は2つの子どもにできるように工夫しています。リビングから階段を通してアクセントカラーのブルーが望めるのも楽しいところ。
寝室の窓も防犯・視線・日差しを考慮して高窓にかえています。必要にして充分なサイズと位置で、ゆっくり休める寝室になりました。
ランドリースペースはたっぷり確保。お手持ちの収納家具の寸法に合わせて設計しています。黒のランドリーパイプがお洒落。
センス抜群の洗面台は施主支給で設置しました(通常はお受けしていませんが柔軟に対応しています)。ニッチ収納で細々したモノをお洒落に飾りながら収納できます。
視線を考量して窓の位置を変えています。落ち着いた内装と相まって一人でほっとくつろげる空間になっています。
玄関の位置も大きく変えました。大きなシューズクロークも設けて玄関はいつもすっきり。框を斜めに切ることでシューズクロークにスムーズに入れるのと、奥行き感を生む二度おいしい仕組みです。