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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネートを担当
自営業でご多忙なお施主様。
職場の近くの中古マンションを購入されて
事務所兼隠れ家的なセカンドハウスを創りたいと
ご相談をいただきました。
お仲間をもてなす空間としての【非日常性】に加えて
お料理を作りつつもてなすことのできる
【実用的】な水廻りもご希望でした。
【非日常】と【実用】を違和感なく融合させた空間が完成しました。
マンションでよくある玄関からリビングまで
まっすぐ連なる廊下を敢えて斜めにレイアウト。
斜めにすることで生まれたのは、
「その向こう」への期待と非日常感。
来客用の手洗いコーナーや敢えて照明を抑えた廊下で
高級旅館のような風情を感じる演出です。
それだけではなく浴室のサイズアップも実現。
収納も組み込んで実用性もさらにアップしました。
常識にとらわれない発想でお客様の「叶えたい」を実現しました。
居心地が良すぎて出かける機会が減りました。
流木アートやファブリックアートを今度はどこに飾ろうかと
楽しみながら過ごしています。
想い出に残るふるさとの岩肌を再現した壁には流木アートを。
ブルーの壁は打ち合わせコーナーとくつろぎスペースとを曖昧に区切る役割があります。手すき和紙を貼ってふるさとの海をイメージしました。デスクの後ろは事務所の収納棚。こちらは杢柄で木立をイメージ。
正面の石のカウンターにはバイオエタノール暖炉を埋め込みました。火のゆらぎがくつろぎ感をアップしてくれます。
煙や煤を一切出さないバイオエタノール暖炉はマンションでも気軽に楽しめます。もちろん周辺の内装は耐火仕様です。
施主様ご自慢のおもてなしコーナー。忙しい毎日をリセットできる至福の時間を楽しみます。
畳コーナーは来客が腰かけられる椅子の役目もあり、来客用の布団収納スペースでもあります。
コンロ側とシンク部が分かれたⅡ列型キッチン。広さもたっぷりでお料理しながら会話も楽しめます。
来客用の手洗いカウンターは無垢板で仕上げました。おもてなし空間であると同時にwithコロナ時代にもマッチしています。
斜めに廊下をレイアウトすることで奥行き感も強調。落ち着いた雰囲気に仕上げることで、「その先」にどんな空間が広がっているのかを予感させる風情があります。
クランクさせた壁と縦格子のアクセントで上質空間に
手洗いを壁に埋め込むことで空間を広々感じさせています。仕上げにもこだわったおもてなし空間になりました。
お住いの雰囲気に合わせて浴室も落ち着いた内装をチョイス。