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設計、施工を担当
くつろげるスペースを大きくしたいというご要望で実現したリノベーションですが、そこへご家族の思い出や気持ちを落とし込むことで、よりぬくもりあるお部屋になりました。
インテリアは、白い壁とサクラの床材で思い出の物たちが映えるシンプルなもの。水まわりと、巾木と建具は既存利用です。既存のものと新しいものがマッチするようにコーディネートしています。和室のブラインドは、アクセントで明るい色をセレクト。シーンに合わせて、色温度と明るさを変えています。
リビングを広げ、ゆったりした空間でくつろげるようにしたいとご相談をいただいたAさまご家族。ご相談時、お父さまを亡くされたばかりでした。お客様を呼ぶのが好きだったお父さまの思いを空間に落とし込み、亡くなったご家族ともいつも一緒にいるような新たな住まいを作り上げました。
無駄な空間になっていた中廊下を無くし、LDKを広げました。玄関を入ってすぐにリビングが見え、家族がそれぞれの個室にいても気配が感じられるようなつくりです。ダイニングの奥の収納棚には、お父さまのお仏壇と写真を飾れる棚を設置。家族が団らんしている風景が、お父さまからもよく見えます。将来、お母さまが一人で住むようになった時にも使いやすいように、リビングから収納できて、1箇所にものをまとめられるウォークインクローゼットを設置。
もともと物を大事にされる気持ちが強かったA様ご家族ですが、壁のDIYを行ってリノベーションに直接かかわっていただいたことで、これまで以上に暮らしを工夫して楽しんでいただけるようになりました。お引き渡し後、お手持ちのダイニングテーブルとチェアをリメイクして、リノベーション後の空間に合わせてくださったことを知り、とても嬉しかったです。
リノベーションの主役はお施主さまです。フリーキスワークスは設計や施工をするだけではなく、私達の持つ知識を伝えながら、リノベーション後にお施主さまが楽しく暮らせるところまでを手伝う立場だと思っています。なのでDIYなど「一緒に作る」ということを積極的におすすめし、お手伝いしています。
今回のDIYでは、ご家族と一緒に壁に漆喰を塗りました。自分たちが工事を手掛けた場所がひとつでもあることで、住まいへの愛着はぐんと増します。
ダイニングテーブル・チェアのリメイクのことは、撮影に行ったときにはじめてお聞きしたので驚きました。お住まいを見てもわかりますがとても愛に溢れたご家族で、デザイナーにも家族の一員のように接してくださいました。
シンプルにまとめたインテリアの中で、暖かなオレンジ色を和室のブラインドに採用。空間のアクセントにしました。
キッチンはそのままに、リビング空間を広げることで、人が集まってもゆったりと過ごせるようになりました。
物を大切にされているA様ご家族。ダイニングテーブルとチェアはリノベーションに合わせてリメイクをしてくださいました。ダイニングの照明も、もともとお使いだったものを新しい空間にも合わせて使用されています。
家族やお客様が集うダイニングテーブルの奥には、オープン棚をつけました。ここには、亡くなったお父さまのお仏壇と写真を飾っています。家族が団らんしている風景が、お父さまからもよく見えます。
廊下を無くしてリビングと直接つながったことで、明るく生まれ変わった玄関。
リビングにはお父さまが描いた絵や、好きだった小物を飾られています。
もともとお手持ちの家具もぴったり置けるようにリノベーションしています。こちらの家具の上にもお父様の好きだったものを飾っています。