家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
設計、施工を担当
家族6人と猫2匹が共に過ごす14畳のLDK空間を、キッチンの配置変更とワンポイントアイデアで窮屈さを解消。高い収納力と視覚的にも広く見せるレイアウトで、家族が自然と集う場へ。絶えず移ろう家族の関係のように、住まいも少しずつカタチを変え時間と共に歩み続けます。
4人目のお子様が生まれることをきっかけに新しく家を購入することを迷われていたI様。
お子様の学校のことなども考えたときに、現状の住まいのままリノベーション行う形に至りました。
その中で現状窮屈に感じている14畳のLDKを、家族6人+猫2匹が快適に暮らせるような空間にしたいという希望を叶えるべく
I様とのリノベーション計画がスタートしました。
猫がクロスの角を削って痛めてしまう、またニオイなども少し気になるというお話をいただいたことからLDKの壁と天井はオンザウォールという脱臭効果や調湿効果もある塗装材を使用しました。塗り方は刷毛引きで仕上げたことで優しい表情が壁全体に現れます。また色味もナチュラルなベージュ色を使用したことで空間全体に柔らかい印象をもたせました。
壁側のキッチンにはタイルを使用。アクセントとなる色味をいれることで空間全体に奥行き感をもたせ部屋が広くなるような効果をだしています。
目地はグレーで選定し、汚れ等は目立ちにくいような工夫をしました。
施主様の希望は家族6人、猫2匹で暮らすうえで少しでも空間が広く見えること、収納量なども不便がなく家族が自然と集まるようなLDKにすることでした。
今回は14畳のLDKの中でキッチンのレイアウトを重要視し、家族1人1匹がお気に入りの居場所ができるようなリビング空間を検討しました。
また猫を飼っているお施主様は猫もLDKで楽しめる工夫なども希望をいただいていました。
14畳のLDKで家族6人と猫2匹が快適に過ごせる暮らしを追求。
既存の出窓を活かして、キャットウォークを連続させるように設置。上段は奥行きと溝を設け、服なども室内で干せるように計画しています。
愛猫が歩きやすいようにキャットウォークの板は集成材を使用し、窓枠なども合わせて集成材で製作することで統一感をもたせました。
Ⅱ型の造作キッチンは対面式のシンク作業台を部屋の真ん中に計画。回遊動線と視認性の高さで奥様が家族への目配りがしやすい配置です。
キッチンとダイニングを横並びに配置することで、お子さまが自然と料理・片付けに参加しやすくなっています。
既存を活かした柱には麻紐を巻き、リビングのアクセントとなるのと同時に猫が爪とぎが行えるデザインに。
猫用の開口をつくり、飼い猫が家の中を行き来しやすい動線を確保。
キッチン対面側にはお子さまのおもちゃや勉強用具の収納を計画。リビングに思いっきりおもちゃを広げれるように空間を確保しています。
タイルを貼ったコンロ側の壁が印象的。パッとアクセントとなる色味を入れることで空間全体に奥行き感をもたせ、部屋を広くみせる効果があります。目地もグレーを選定し、汚れが目立ちにくいように。
造作キッチンは、W600のBOSCHの海外製食洗機や調味料ストッカーなどを備え、機能性抜群。
グレージュの天板にしたり、壁側と対面側のカウンターで扉のデザインを変えたりと、メーカーキッチンでは得られない造作ならではの仕様で意匠性にも富んでいます。