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設計、施工を担当
柔らかく優しい色合いのなかにブルーの差し色が映えて、北欧カフェにいるようなホッと安らげる空間。ゆとりある広さが確保された小上がり畳は恰好のくつろぎの場で、収納スペースや来客時の寝室などマルチに使える実用性も兼ね備えています。
初めのうちは注文住宅を検討していた施主様ですが、立地を重要視して物件探しを行う中でなかなか希望の土地が見つかりませんでした。妥協して建売住宅を購入しようと思い切るタイミングで、広々とした面積が確保されているマンションが売りに出されました。
建売住宅に対して自分たちの思い通りにできないという点が不安だった施主様は、中古マンションを購入してリノベーションを行うことを決意。「愛知 リノベーション」とインターネット検索でヒットした、KULABOにご依頼をいただきました。
やはりタイルとリビング建具が、一番のお気に入りポイントです。
タイルは空間のアクセントとして絶対に入れたいと思っていたので、たくさんサンプルをとり悩みに悩みました。主人が可愛いテイストのタイルを選んだ時にノリノリで共感してくれたのは意外でしたが、2人とも満足のいくテイストに仕上がっています。
建具も既製品に似たような色味はありましたが、少しの色味の違いをどこまでこだわっていくかという点を最後まで予算の兼ね合いで悩みました。最終的にはこだわり抜いて良かったと毎日リビング建具を見るたびに思います。
小上がり畳は当初から希望はしていましたが、一番使い勝手として満足度が高いポイントです。
来客時に小上がり畳が寝室の場となってそこで寝てもらったり、会社の同僚が7人くらいで遊びに来た時にみんなで小上がりにあがってUNOを楽しんだりと、広さがあることで思いっきりくつろげて、来客時にも大活躍しています!
友人を招くことが多い私たちにとって、機能面でやって良かったと思えるポイントです。
ゆったりとくつろげる空間が欲しいという想いから、機能面も兼ね備えれる小上がり畳がほしいというご希望をいただきました。
また、KULABOのオーナーズハウス見学会に参加した際に訪れたお宅が、タイルや扉の色味を合わせアクセントとして取り入れた内装が奥様の好みとピッタリ合い、今回のリノベーション計画に取り入れていくように打ち合わせがスタートしていきました。
最後の最後まで、キッチンのメーカーをTOTOでいくかLIXILでいくか悩みました。
自身の選定しているグレードの中の選択肢としては、「予算を抑えるならLIXIL」「こだわるならTOTO」という2択まで絞り、日々の暮らしをイメージして最後の最後まで悩みましたが、結果としてTOTOのキッチンを入れてとても満足しています!
人によって優先順位はあると思いますが、住宅設備において悩んだ時は妥協しない方がいい!と自信をもって伝えれます。
既存の和室をリビングに取り込むことで、大空間のLDKへと変貌。
単調になりやすい天井も、下がり天井の段差部に木目クロスをあしらうことで変化をつけてくれます。
小上がり畳は、2人で寝転んでもゆったり余裕のある広さ。
引き出しと上から開閉する収納が備わっているので、布団や季節品などのかさばる物をスッキリと片づけられます。
少しでも圧迫感を軽減するために、小上がり畳の角は斜めにカット。
素材や高さを揃え、小上がり畳から繋がるように造作したTVボードは、フロートにさせることでより部屋の広さを感じさせます。
キッチン腰壁も造作で製作。隠す収納とあわせて計画した雑誌入れは、欲しい本が取り出しやすいうえに、お気に入りの本の表紙を見せるように飾れます。
キッチン背面に貼ったのは、施主様が悩み選び抜いたブルーのタイル。模様や色味、質感も少し異なり、お洒落で可愛いらしい。
メーカー品のリビング扉をタイルと合わせた色味で塗装しています。空間の統一感を作り出し、パッと目を惹くアクセントにもなりました。
既製品のミラー収納をオーク材の造作収納で囲うことで、壁一面に収納スペースが生まれます。
トイレ収納は面材のみ交換。コストを抑えつつ、好みのテイストに合わせたデザインを実現しました。