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設計、施工を担当
以前の住まいで感じていた収納の少なさによる散らかるストレスを、新たな住まいづくりのヒントに。生活感が出るモノは隠す収納を活用することで、いつでも綺麗な状態をキープ。随所に散りばめたタイルやアイアン、真鍮などそれぞれの素材感が、スッキリ片付いた空間の中でより美しく引き立ちます。
住んでいた賃貸アパートの収納が少なく、すぐ散らかってしまうのがストレスに感じていたM様夫婦。戸建てや新築マンションも検討されましたが、自分たちの生活スタイルや費用面、家へのこだわりなどを全て考慮したときに、マンションリノベーションが一番適していると感じたそうです。
他の会社と比較検討する中で、その場でプランを提案したことや、不動産担当・リノベーション担当とスムーズにやり取りできるワンストップサービスにご安心くださり、KULABOにお任せいただきました。
一番のこだわりポイントはどこですか?
ダイニングの照明は、真鍮のブラケットライトをあえて天井付けにしました。グレーの天井との相性も良く、真鍮の照明がリズミカルに並んでいることでLDKのアクセントになりました。さらに、カップボードの上はうる艶感あるタイル、ポツンと光る電球のフィラメント、躯体現しにした梁のコンクリート感、ハンギングバーやドアノブの真鍮、室内窓のアイアンなど、各所に様々な素材感を細かく散りばめました。
リノベーションをするにあたり、「これまで不便だったこと」「こうしたいという理想」をとにかく書き留めて、まずは担当者さんに相談しました。
キッチンやLDKに費用をかけ、玄関土間やWICの入口は普段開閉をしないだろうと想定して出来る限り建具をなくし、洗面台などは家具で代用しました。またWICは、ショップのディスプレイ感ありつつ、棚をすべて南海のアートランバーで組み合わせています。費用を抑えて、自分たちのやりたいことを叶える方法を色々提案して頂きました!
もともと日当たりは良かったですが、インプラスを付けたことでさらに断熱効果が増し、冬場でも昼間はエアコンなどの暖房器具を使わずに過ごせます。
収納に物を隠し、ミニマムかつ自分たちの好きなテイストの家がつくれたことで、お香を焚いて音楽を聴きながらコーヒーを飲むというゆったりした時間を過ごすようになりました。
基本的には”隠す収納”で、生活感が出づらく散らかりにくい、綺麗さを保つことができる空間を理想とされていました。また今後、家族のライフスタイルが変化してもいいように、LDKを将来的に個室一つ増やすこともできるような間取りで、雰囲気はモルタルやアイアンなどの素材感を大切にしながら、無骨すぎず上品な仕上がりをイメージされていました。
モルタルやアイアンの無機質感と、木や植物の有機質感がバランスよくマッチした空間。
無骨すぎず上品な印象になるように、壁紙とキッチンはグレーを基調とし、床材には美しい木目と濃淡が特徴のアカシアを使用しました。
冷蔵庫があるパントリーには、キッチンと書斎の両方向から行き来できる生活しやすい動線を計画。
リズミカルな真鍮照明の先にあるうる艶なタイルで、空間にほどよく抜け感が生まれます。
リビングは将来的に間仕切りして一部屋増やすことを想定し、TVの配線も計画的に行いました。
躯体現しにした梁は、全体のトーンに合わせて塗装仕上げにしています。
TV周りをスッキリさせるためにTV機器はリビング収納に入れ、壁内で配線できるようにしました。
壁と梁の隙間には、ライティングレールがスッキリおさまっています。
書斎にLDKの空気を取り込めるように、室内窓とエアパスファンを設置。
ご夫婦共通の趣味であるアウトドアグッズをまとめて置ける土間収納。見えにくい位置に靴棚をつくることで、生活感を隠してくれます。