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設計、施工を担当
住まいのテーマは『揃える』。色や素材、ラインを統一することで、空間がスッキリとし、部屋が広く見える効果を演出しています。角部屋ならではの明るさを取り入れ、シンプルながらもタイルや塗装など素材感にこだわったお住まいになりました。
お子様の成長を機に物件購入を検討。駅近を重視した結果、マンションという選択肢に至りました。新築マンションもいくつか見て検討しましたが、自分好みの間取りやデザインにしたいという思いが強まり、ちょうどお施主様の周囲でもリノベーションをされている方がいたことから、中古物件を購入しリノベーションを行うことに決めました。
スッキリとしたテイストがお好きなお施主様は、KULABOのモデルルームをご見学いただき、やさしさがありつつもスッキリした空間の雰囲気を大変気に入ってくださいました。統一感を保ちながらも、タイルなど素材感のあるものをアクセントとして取り入れ、空間に動きを出すことを検討しながら打ち合わせを進めました。
ヌックスペースや造作のTVボードなども作り込むことで、リノベーションならではの楽しさや空間の統一感を実現したいというご希望をいただいたため、色味を調整し、よりスッキリと見えるデザインをご提案しました。間取りについては、LDKと洗面脱衣室を広々としたいというご希望があり、和室をリビングに取り入れたり、水回りも居室を1つ減らして脱衣所を広く計画しました。
最初はフルフラットの天板をイメージして進めてもらっていたのですが、最終的に腰壁を立ち上げて手元を隠せるようにしたことが自分の暮らしにはあっていました。気持ち的な部分もありますが、常に綺麗にしなきゃ!という意識をもたなくていいのは助かります。また、パントリーを独立した空間としてではなく、収納扉の中で計画しました。広くスペースをとったので、その中で十分でしたし、リビング収納も兼ねられる点が良かったです。
お気に入りの過ごし方はありますか?
リビングで過ごす時間が一番長く、お気に入りの空間です。子供も走れるようになり、ソファ周りをぐるぐる回ったり、洗面やキッチン、LDKと回遊動線を楽しそうに走り回っているのを見ると、空間を広くしたり、回遊動線にして良かったなと思います。
ヌックスペースは主に子供の本やおもちゃを収納する用に使用しています。あまりそこでくつろぐとかはなく、ステージみたいに上がって色々披露する場になっているのですが、それはそれで面白くていい感じです(笑)
現状の収納量は問題ありませんが、家族が今後増えると考えた時には足りるかなという不安もあるので、収納計画は余るくらいしてもいいのかな?と思いました!(笑)
腰壁には平田タイルのReipeを使用。フラットと立体の2種類のタイルが生み出す直線美が、空間に洗練されたアクセントを加えています。
壁を塗装仕上げとしたため巾木の必要がなく、よりフラットな見た目を実現しています。
ヌック下には自由に移動可能なワゴン式の扉収納を計画。
収納を取り出せば脚が入れられるようになり、座面スペースが勉強スペースへと変貌します。
フロートタイプのTVボードにすることで、空間に抜け感を演出しています。角にはラタンを巻き込み、扉を一体化させて計画。側面にもラタンをあしらい、高級感を出しつつ、継ぎ目のないデザインを実現しました。
子供部屋に続くクローゼット収納の壁側には有孔ボードを設置し、帽子やカバンをかけておける空間に。
脱衣室の広さを確保するため、洗面台は廊下に配置。
脱衣室にはスロップシンクを計画し、ちょっとした洗い物や身支度も脱衣室の中で行うことができます。